山中慎介、“神の左”で打ち砕け ネリは決戦朝に体重57.7キロ プロモーターが公表
ボクシングのWBC世界バンタム級タイトル戦で、挑戦者の前王者・山中慎介(帝拳)と戦う王者ルイス・ネリ(メキシコ)は前日計量で重量超過により、戦わずして王座剥奪が決まった。2度目の計量もパスできず、憔悴した様子を見せていたお騒がせ男だが、プロモーターは決戦当日朝に体重を約3キロ戻し、57.7キロだったことを公表している。
王座剥奪のネリのプロモーターが当日朝の体重を公表…上限キープをアピール
ボクシングのWBC世界バンタム級タイトル戦で、挑戦者の前王者・山中慎介(帝拳)と戦う王者ルイス・ネリ(メキシコ)は前日計量で重量超過により、戦わずして王座剥奪が決まった。2度目の計量もパスできず、憔悴した様子を見せていたお騒がせ男だが、プロモーターは決戦当日朝に体重を約3キロ戻し、57.7キロだったことを公表している。
ネリのプロモーター「サンフェル・ボックス」は1日午前10時過ぎに公式ツイッターを更新。前日、1度目と2度目の計量の間に1時間半で過酷な減量に挑んでいたが、体重が約3キロ戻ったことを報告している。
「1時間半から体重が戻った。ルイス・豹・ネリは今、127.3ポンド(57.7キロ)。ヤマナカ陣営から通告されていたリミットは128ポンド(58キロ)だ」
すでに王座を剥奪されたネリだが、山中陣営から試合開催の条件として設定された上限内でキープしたことをアピール。減量苦を戦い抜いた山中も体重を戻してくるだろうが、調整過程を考えればハンデは否めない。
前日行われた計量で山中は53.3キロでパス。一方、ネリは1度目で55.8キロで再計量に。2度目も54.8キロで規定の53.5キロをクリアできず、母国のファンから「彼の準備とプロ意識のあまりの酷さを物語っている」などと批難の声が上がっていた。
対照的に雪辱戦のため、プロ意識を見せつけた山中は“神の左”を炸裂させられるか。日本中のファンが期待している。
(THE ANSWER編集部)