2冠選手は2000万円以上 気になる韓国の報奨金事情 母国メディアが特集
平昌五輪は17日間の熱戦の幕が下りた。冬季史上最多のメダル13個を獲得した日本選手団。メダリストへの報奨金の金額が話題となっているが、韓国でも自国選手への報奨金が注目を集めている。
ショートトラックで2冠のチェ・ミンジョンは総額で2000万円以上 韓国の報奨金事情
平昌五輪は17日間の熱戦の幕が下りた。冬季史上最多のメダル13個を獲得した日本選手団。メダリストへの報奨金の金額が話題となっているが、韓国でも自国選手への報奨金が注目を集めている。
韓国も冬季史上最多の17個を獲得。快挙に沸く中で、メダリストの懐事情に関心が集まっているようだ。韓国日刊スポーツが「2018平昌オリンピックでショートトラック2冠に輝いたチェ・ミンジョンが1億ウォン(約1000万円)を超える報奨金を受け取る」と題して、特集している。
記事では、政府機関の「文化体育観光部」が平昌オリンピック政府の報奨金の詳細を公開し、個人戦での金メダル6300万ウォン(約630万円)、銀メダル3500万ウォン(約350万円)、銅メダル2500万円(約250万円)の報奨金がそれぞれに与えられると紹介。
「団体戦は選手ひとりにつきが個人戦の75%に該当する金額をもらうことができる。金メダル4725万ウォン(約472.5万円)、銀メダル2625万ウォン(約262.5万円)、銅メダル1875万ウォン(約187.5万円)である。指導者は監督が金メダル8000万ウォン(約800万円)、コーチは6000万ウォン(約600万円)と定めている」
これにより、スピードスケート女子ショートトラック1500mでの金メダルと、3000mリレー団体でも金メダルを獲得したチェ・ミンジョンは、政府の報奨金だけで1億1025万ウォン(約1102.5万円)を受け取ることになった。また選手よりも監督のほうが高額のようだ。