平野歩夢、ショーン・ホワイトとの伝説の接戦は「スノボ最高の瞬間」 米再脚光
平昌五輪は25日、閉会式を迎え、17日間に及んだ冬の祭典は幕を閉じた。日本勢は冬季五輪史上最多の13個のメダルを獲得。大きな盛り上がりを見せた中で、米メディアは19歳の天才スノーボーダーが勝ち取った銀メダルに再び脚光を浴びせている。
平野歩夢vsホワイトの争いは前評判通りで「失望させなかった」
平昌五輪は25日、閉会式を迎え、17日間に及んだ冬の祭典は幕を閉じた。日本勢は冬季五輪史上最多の13個のメダルを獲得。大きな盛り上がりを見せた中で、米メディアは19歳の天才スノーボーダーが勝ち取った銀メダルに再び脚光を浴びせている。
「必見、2018年冬季五輪でスノーボード最高の瞬間」と特集したのは米テレビ局「WWLP」電子版だった。
「男子ハーフパイプは伝説の接戦」として、3度目の五輪金メダルを獲得したアメリカの“カリスマ”ショーン・ホワイトと、惜しくも銀メダルだった平野歩夢(木下グループ)。そして、銅メダルのスコッティ・ジェームス(オーストラリア)の屈指の名勝負を振り返っている。
「男子ハーフパイプ決勝は大きな話題を呼んでいたが、失望させなかった。予選、そして決勝を通じて、3人の最重要なメダルの本命であるショーン・ホワイト、アユム・ヒラノ、スコッティ・ジェームスは狂気なまでに進化したランで常にお互いを高め合った」
寸評では伝説の決勝をこう振り返っている。2月14日の決勝2回目に、平野は「ダブルコーク1440」という大技を連続で成功させた。五輪史上初の4回転を連続で成功させる偉業で、95.25点を叩き出し、トップに躍り出た。