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「1.7」開幕のラグビー新リーグ「リーグワン」 幹部が掲げる成功への3つのポイント

来年1月に開幕するラグビーの国内新リーグ「ジャパン・ラグビー・リーグワン(LO)」のメディアカンファレンスが4日に行われ、公式戦日程、参入24チームのジャージーがお披露目された。

来年1月にはジャパンラグビーリーグワンが開幕【写真:JRLO提供】
来年1月にはジャパンラグビーリーグワンが開幕【写真:JRLO提供】

来年1月開幕の「リーグワン」、対戦カードや日程を発表

 来年1月に開幕するラグビーの国内新リーグ「ジャパン・ラグビー・リーグワン(LO)」のメディアカンファレンスが4日に行われ、公式戦日程、参入24チームのジャージーがお披露目された。

 LOはすでに発表されている通り、来年1月7日に開幕。オープニングマッチは、前身のトップリーグ(TL)最後の王者に輝いた埼玉ワイルドナイツと、クボタスピアーズ船橋・東京ベイが、国立競技場で激突する。ファンが注目する観戦チケットも、リーグ名称に絡めて11月11日11時11分から開幕カードを発売。他の試合も、開幕戦に続いて順次発売されることが決まった。

 1部に相当するディビジョン1は、12チームが6チームずつの2カンファレンスに分かれてホーム&アウェーの総当たり2回戦と、別カンファレンス各チームと1試合ずつを戦うことが事前に決まっている。その中で、今回プレーオフ制の導入が発表された。事前には、総当たりのリーグ戦の総合勝ち点で順位を確定する方針だったが、リーグ戦上位4チームによるノックアウトトーナメントで優勝を争うことが決まった。

 一方で、新リーグの目玉の1つとして発表されていた、LO上位チームと海外チームが参戦する「クロスボーダー大会」については、当初のリーグ戦後の実施が見送られて、来年秋以降での開催を目指す。このクロスボーダーの事実上の順延の影響で、プレーオフ導入が決まったが、来季以降もプレーオフを継続する方針であるなど日程の不明瞭さも残している。日本代表の強化なども踏まえて注目されていた大会だが、コロナ感染が収束しない中で、海外チームも含めた国境を越えた往来の難しさから、開催の可否が問われる事態になっている。

 新リーグのトップに立つのは、慶大ラグビー部OBの玉塚元一理事長。ロッテホールディングス代表取締役社長の同氏は、大学時代はFL(フランカー)として活躍し、4年時の大学選手権決勝では、敗れたもののあの故平尾誠二氏が率いて3連覇を果たした同志社大を追い詰めた。大学卒業後はフィールドをビジネス界に移して、ファーストリテイリング、ローソンなどトップ企業の経営者を歴任してきた。

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吉田 宏

サンケイスポーツ紙で1995年からラグビー担当となり、担当記者1人の時代も含めて20年以上に渡り365日欠かさずラグビー情報を掲載し続けた。1996年アトランタ五輪でのサッカー日本代表のブラジル撃破と2015年ラグビーW杯の南アフリカ戦勝利という、歴史に残る番狂わせ2試合を現場記者として取材。2019年4月から、フリーランスのラグビーライターとして取材を続けている。長い担当記者として培った人脈や情報網を生かし、向井昭吾、ジョン・カーワン、エディー・ジョーンズら歴代の日本代表指導者人事などをスクープ。ラグビーW杯は1999、2003、07、11、15、19、23年と7大会連続で取材。

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