北京五輪で日本の脅威となるか 調整遅れのシェルバコワに振付師「4回転は既に復活」
フィギュアスケートの世界選手権女王アンナ・シェルバコワ(ロシア)が、4回転ジャンプを跳んで復調の兆しを見せている。ロシアメディア「kp.ru」が報じている。
シェルバコワの近況に振付師が言及
フィギュアスケートの世界選手権女王アンナ・シェルバコワ(ロシア)が、4回転ジャンプを跳んで復調の兆しを見せている。ロシアメディア「kp.ru」が報じている。
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記事では、振付師のダニイル・グレイヘンガウス氏がロシアのスポーツ紙「スポルトエクスプレス」に語った17歳のシェルバコワの近況を紹介。「新シーズンの初期に4回転フリップを復活させた」とつづり、同氏の言葉を掲載している。
「アーニャは準備においてみんなから2か月遅れました、彼女は滑っていませんでした。(リンク上の練習は)1か月休んで、1週間練習。そして1か月半休んだ。コンディションを整えるのがとても難しかったのは明らかでした。それほど多くの時間がありませんでした。もちろん、コンディションはまだ万全ではないですが、練習で我々は4回転フリップをすでに復活させました」
ロシアメディアでは、シェルバコワが足の指を負傷していたと6月に報じられていた。9月のテストスケートでは、4回転などの大技は回避。調整が遅れていたが、来年の北京五輪に向けて順調に回復しているようだ。
グレイヘンガウス氏は「現時点で彼女はすでにより良いように見えます。試合はチャレンジャーシリーズなどの大会に行って、そこで4回転を入れるかどうか、よく考えてみます。状況に応じて決めます」と説明。完全復活となれば、日本勢の脅威となりそうだ。
(THE ANSWER編集部)