プルシェンコ、“後輩”ザギトワ&メドベを祝福「新時代の幕開けを誇りに思う」
平昌五輪は23日、フィギュアスケートの女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位の15歳アリーナ・ザギトワ(OAR)が世界歴代2位の合計239.57点で金メダルを獲得した。SP2位の世界女王エフゲニア・メドベージェワ(OAR)は合計238.26点で銀メダル。同門の2人が果たした金・銀独占の快挙に対し、ロシアの英雄エフゲニー・プルシェンコ氏は「新時代の幕開けを誇りに思う」と祝福している。
同門2人の金、銀独占の快挙にお祝いメッセージ「偉大なる一騎打ちだった」
平昌五輪は23日、フィギュアスケートの女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位の15歳アリーナ・ザギトワ(OAR)が世界歴代2位の合計239.57点で金メダルを獲得した。SP2位の世界女王エフゲニア・メドベージェワ(OAR)は合計238.26点で銀メダル。同門の2人が果たした金・銀独占の快挙に対し、ロシアの英雄エフゲニー・プルシェンコ氏は「新時代の幕開けを誇りに思う」と祝福している。
プルシェンコ氏は激闘からほどなくしてインスタグラムを更新。「偉大なる一騎打ちだった」と評した上で、こうつづっている。
「アリーナ・ザギトワとジェーニャ・メドベージェワ。2人の光り輝く女神たちは国にザギトワから金、ジェーニャから銀をもたらした。2人の差はボール1つ分に過ぎないほど、わずかのものだった。そして、2人と他の選手には壮大な差があった。新時代の幕開けを誇りに思う。ザギトワ、ジェーニャ、そして他の選手たちも、よくやった!」
さらに「そして、これも言わせてくれ。コーチングスタッフ、ブラボー!」と締めくくった。
SPではメドベージェワが出した世界最高得点を3番後のザギトワが塗り替えるという異次元の決戦を繰り広げ、フリーもほぼ完ぺきな演技を披露した。得点差は1.31点。得点が出た瞬間、メドベージェワは思わず、涙を溢した。ザギトワは笑みを浮かべた後で目元を押さえた。金と銀とメダルの色は分かれたが、2人は顔を合わせると抱き合い、健闘を称え、感動を呼んだ。
個人、団体合わせて2つの金メダルを獲得したロシアの英雄にとっても、母国の後輩の快挙は格別な想いがあったようだ。