勝みなみ、ホールアウト時点で単独首位キープも「予選通過おめでとう。とりあえず」
女子ゴルフ国内ツアーのメジャー大会、日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯の第2ラウンド(R)が10日、茨城・静ヒルズCC(6680ヤード、パー72)で行われた。第1R単独首位の勝みなみ(明治安田生命)は、4バーディー、2ボギーの70で通算8アンダー。ホールアウト時点で首位を守ったが、自身にとって1度も予選通過がない大会ゆえに「『予選通過おめでとう』という気持ちです」と、決勝ラウンド確定を喜んだ。
その後に本音「メジャー大会は絶対に優勝したい」
女子ゴルフ国内ツアーのメジャー大会、日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯の第2ラウンド(R)が10日、茨城・静ヒルズCC(6680ヤード、パー72)で行われた。第1R単独首位の勝みなみ(明治安田生命)は、4バーディー、2ボギーの70で通算8アンダー。ホールアウト時点で首位を守ったが、自身にとって1度も予選通過がない大会ゆえに「『予選通過おめでとう』という気持ちです」と、決勝ラウンド確定を喜んだ。
ラウンド後の会見で勝は「今日はショットが右にいって、『気持ち悪いな~』と思いながらのプレーでした。耐えながらのゴルフでした。でも、バーディーも取れていたので、それは良かったと思います」と振り返った。ホールアウト時点では、単独首位をキープ。それでも、「今日は『予選通過おめでとう』という感じです。とりあえず」と言って笑みを浮かべた。
「とりあえず」の理由は、今大会を苦手にしてきたからだ。初出場の2018年大会から3大会連続で予選落ち。前日の会見でも「この時期に調子が悪くなるから」と明かしていたが、見事にそのジンクスを払拭してみせた。
その上で「メジャー大会は選手なら誰でも取りたいですし、(優勝者の)複数年シードの規定が変わってから、『絶対に取りたい』と思うようになりました」と本音も口にした。
「規定」とは、19年に日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が、同年以降の複数年シード獲得者について、シード開始年度を権利獲得の翌年から10年のうちで、任意で選択できるように改めた(改定前は獲得翌年から発効)ことを示す。今大会の優勝者には3年シードが与えられることから、勝は「アメリカのツアーに挑戦して、帰って来た時にそれを使えたらいいじゃないですか。だから、勝ちたいです」とも言った。
残り2日。ビッグチャンスを得た勝は、「明日もアンダーで回って、(最終日に)気持ち良く最終日を迎えたいです」と声を弾ませ、ショットの修正に取り組んだ。
(THE ANSWER編集部)