21歳吉田優利、肉体改造が生んだV 夏場対策でメニュー再考「みるみる体が良くなった」
女子ゴルフの国内ツアー・ゴルフ5レディスは5日、三重・ゴルフ5C四日市C(6563ヤード、パー72)で、悪天候によるコースコンディション不良のため消化できなかった第2ラウンド(R)の残りと最終Rが行われた。首位と4打差の7位で出た21歳・吉田優利(エプソン)が9バーディー、2ボギーの65で回り、通算14アンダーで並んだ岡山絵里(ニトリ)とのプレーオフを制し、ツアー2勝目を記録した。
国内ツアー・ゴルフ5レディスでツアー2勝目
女子ゴルフの国内ツアー・ゴルフ5レディスは5日、三重・ゴルフ5C四日市C(6563ヤード、パー72)で、悪天候によるコースコンディション不良のため消化できなかった第2ラウンド(R)の残りと最終Rが行われた。首位と4打差の7位で出た21歳・吉田優利(エプソン)が9バーディー、2ボギーの65で回り、通算14アンダーで並んだ岡山絵里(ニトリ)とのプレーオフを制し、ツアー2勝目を記録した。
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吉田は前半だけで4つスコアを伸ばすと、後半も14番から3連続バーディーを記録するなど一気に浮上。最終18番でボギーとして岡山とのプレーオフに突入するも、2ホール目で岡山がボギーとしたのに対し、吉田はパーで勝負あり。7月の楽天スーパーレディースに続く、プロ2勝目を記録した。 ホールアウト後のインタビューで、吉田は「1か月前に初優勝して、2勝目を挙げることができて本当に幸せです」と喜びを語った。
プレーオフを戦った岡山は憧れのゴルファーの1人。「体や腕が一瞬も緩まず、身体全体を使うスイング。緩まないし、クラブがずっと遠くにある。それで飛ばしていける。ショットメーカーのスイングだと思って参考にしています」。勝利を決め、笑顔が弾けた。
今季2勝目については「早かったと思います。今週勝てるとは思ってなかったです」。成長は肉体改造が生んでいる。春先は1ラウンドで足に痛みなどが出ていたことから、体力や筋力が落ちる夏場を乗り切れるように、トレーニングと食事のメニューをトレーナーと組み立て直した。
「カロリーや栄養素のバランスが大事。栄養不足だと筋力だけが落ちたり、筋肉を分解していく働きになると勉強していた。みるみる体が良くなっていくと実感しているし、スイングの修正がすぐにできるようになった。トレーニングはきついことだけれど、私にとっては必要不可欠」
9月からチークなどのコスメを秋仕様のオレンジに変えた21歳。古江彩佳、西村優菜ら実力者が揃う2000年度生まれの“プラチナ世代”だ。「勝ち星は自分的にあまり気にしていない。古江選手、西村選手は勝つ実力がある選手ですが、自分は自分で目標を持ってやっていければいい」と周りに左右されずに戦っていく。
(THE ANSWER編集部)