稲見萌寧、足裏の激痛に耐えてV 他の選手に敬意「独走の7勝じゃない。みんな強い」
稲見が感じる7勝の価値「出ているメンバーがみんな強い」
昨年10月の1勝も合わせ、シーズン7勝は03年不動裕理の10勝(30試合)に次ぐ歴代2位タイ。04年の不動、15年のイ・ボミ、19年の鈴木愛に並んだ。3人とも賞金女王になっている。22歳31日での通算8勝目は宮里藍(19歳337日)、横峯さくら(21歳305日)に次ぐ3番目の早さ。飛ぶ鳥を落とす勢いだが、稲見は他の選手にも敬意を払っている。
「(シーズン7勝の選手が賞金女王になったことは)今、初めて知りました(笑)。出ているメンバーがみんな強い。優勝できる選手ばかりなので、その中で7勝できたり、上位にずっといられたのはよかった。独走状態での7勝じゃない。みんなが強い」
若手からベテランまで誰が勝ってもおかしくない女子ツアー。その中で勝利を積み重ねていることに価値を見出している。今季は統合の変則シーズンだが、今週で19年の試合数と同じ39試合に到達。賞金女王争いでは、トップの小祝さくらに約200万円差まで迫っている。
「賞金ランクはあまり気にしていない。この先の試合で勝ち続けることを目指しています。これで終わることなく勝ち続けられるように頑張りたい。メジャー優勝をしたいという想いと、2ケタ優勝ができたらいいなというのを目標にしています」
慢心することなく上を目指す。
(THE ANSWER編集部)