パッキャオが前のめり失神 伝説メキシカンの芸術カウンターに再戦慄「最も残酷なKO」
ボクシングの元世界4階級制覇王者フアン・マヌエル・マルケス(メキシコ)が23日、48歳の誕生日を迎えた。中量級で一時代を築いたメキシコのレジェンドといえば、マニー・パッキャオ(フィリピン)との4度の対戦だ。2012年、4度目の対戦で初めて勝利したが、この試合では強烈なカウンターでパッキャオを失神させた。未だ語り草となっている9年前の戦慄のKOシーンを、米スポーツチャンネル「DAZN」が動画付きで公開。海外ファンを再び興奮させている。
4階級王者マルケスが48歳誕生日
ボクシングの元世界4階級制覇王者フアン・マヌエル・マルケス(メキシコ)が23日、48歳の誕生日を迎えた。中量級で一時代を築いたメキシコのレジェンドといえば、マニー・パッキャオ(フィリピン)との4度の対戦だ。2012年、4度目の対戦で初めて勝利したが、この試合では強烈なカウンターでパッキャオを失神させた。未だ語り草となっている9年前の戦慄のKOシーンを、米スポーツチャンネル「DAZN」が動画付きで公開。海外ファンを再び興奮させている。
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2012年12月、ラスベガスでの4度目の対戦。結末は6ラウンドだ。左ストレートを打ちに踏み込んできたパッキャオに対して、強烈な右カウンターで迎え撃ったマルケス。ドンピシャのタイミングで顎を捉えると、パッキャオは前のめりに倒れ、ピクリとも動かなくなった。
衝撃的なカウンター一閃で、マルケスが4度目の対戦にして初勝利。この一戦は2012年の「リングマガジン ファイト・オブ・ザ・イヤー」に選ばれるなど、高い評価を受けた。
あれから9年。マルケスは48歳となった。DAZNのボクシング専門インスタグラムでは「今日誕生日のマルケスによるこのKOは決して色あせない」と題して再び脚光を浴びせている。
何度見ても美しいKOシーンに、米ファンは「全盛期のパッキャオを倒したんだよな」「ラッキーだと言う人もいるがそうじゃない」「史上最高のKO」「いつ見ても驚き」「美しいショット」「今まで見た中で最も残酷なKO」「最高のタイミング」などの声が上がっている。
マルケスは2014年の試合を最後にリングを離れたが、パッキャオはいまだ現役。21日(日本時間22日)にはWBA世界ウェルター級タイトルマッチに望み、判定負けを喫した。進退については明らかにしていない。
(THE ANSWER編集部)