羽生を待ち続け… 88歳バトン氏“深夜の63連ツイート”に米脚光「目は冴えていた」
日付が変わっても“後継者”誕生を待ち続けたバトン氏「目は冴え渡っていた」
記事によると「素晴らしいスケーティングと思うよ。ハニュウについては最高に素晴らしい気持ちでいるんだ。記録というものは破られるために、そして、並ばれるために存在するんだ」と語ったバトン氏。22年北京五輪で羽生が3連覇を果たせば、自身の記録は抜かれるが、歓迎する度量の広さを示していた。
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伝説が生まれた日、実に70年前に18歳の若さで1個目の金メダルを獲得したバトン氏は、ニューヨークの自宅で友人、愛犬2匹とともに五輪を観戦し、ツイッターで解説を続けたという。終盤を迎える頃には時間は夜中の12時半を回っていた。それでも、88歳は精力的にSNSの更新を続けた理由は、ほかならぬ“後継者”の誕生を見届けたかったようだ。
「88歳のフィギュアスケート界の象徴はエネルギッシュで、目は冴え渡っていた。なぜ、そんなことが可能だったのか? なぜなら、平昌での男子シングルプログラムで決着を迎え、日本のユヅル・ハニュウが五輪連覇でバトンに並んだ瞬間だったからだ」
記事では、バトン氏が日付が変わっても羽生の連覇を待ち続けたことを伝えている。ちなみにこの日、バトン氏が1本目の解説の投稿を始めてから3時間22分後、実に63回目の投稿が「ブラボー、ハニュウ」の称賛のツイートだった。
今日19日に行われているアイスダンスのショートダンスでも精力的に解説を続けているが、88歳のバトン氏にとってツイッターは今なお、フィギュア界と繋がり続ける大事なツールなのかもしれない。
(THE ANSWER編集部)