[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

羽生を待ち続け… 88歳バトン氏“深夜の63連ツイート”に米脚光「目は冴えていた」

平昌五輪のフィギュアスケート男子シングルで66年ぶりの連覇を達成した羽生結弦(ANA)。歴史的な快挙の裏で話題となっていたのは、羽生の前に最後に連覇を達成したアメリカの伝説的スケーターのディック・バトン氏だ。フリーでは実に3時間半をかけ、深夜に渡るまでツイッターを63回更新し、あらゆる選手の実況解説を行った88歳のハイパーぶりが米国で脚光を浴びている。

金メダルを獲得した羽生結弦【写真:Getty Images】
金メダルを獲得した羽生結弦【写真:Getty Images】

最後の連覇バトン氏、男子フリーで怒涛のSNS解説「ツイッターとのクールな絆」

 平昌五輪のフィギュアスケート男子シングルで66年ぶりの連覇を達成した羽生結弦(ANA)。歴史的な快挙の裏で話題となっていたのは、羽生の前に最後に連覇を達成したアメリカの伝説的スケーターのディック・バトン氏だ。フリーでは実に3時間半をかけ、深夜に渡るまでツイッターを63回更新し、あらゆる選手の実況解説を行った88歳のハイパーぶりが米国で脚光を浴びている。

「ディック・バトンのツイッターとのクールな絆」と特集したのは、米高級紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」だった。バトン氏は男子シングルの試合中、ツイッターを通じて世界中のフィギュアファンに実況解説を披露した。

 羽生伝説のフリーの演技では冒頭のジャンプで「4回転サルコウ、美しく、余裕で軽やか」と評価。演技中盤には「ゴージャス…」と感心した様子。演技が進むにつれ、「音楽にそった美しい振り付け。すさまじい劇場だ!」と興奮ぶりが増した。そして、羽生の連覇を見届けると「ブラボー、ハニュウ 記録は並ばれるためのものだ」と粋なメッセージで称賛した。

 こうしたメッセージは日本メディアにも大きく取り上げられたが、前日のSPには羽生の3分間の演技で実に6本もツイートを連発。さらに、羽生のみならず、銀メダルに輝いた宇野昌磨(トヨタ自動車)、銅メダルのハビエル・フェルナンデス(スペイン)らの演技に対しても逐一、解説を行っていた。

 88歳とは思えないバトン氏は、羽生に自らの記録が並ばれたことを喜んだという。

1 2
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA Jleague
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集