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「ハニュウとは氷の上の芸術である」 羽生結弦にいまだ続く称賛の声、伊紙が大特集

平昌五輪フィギュアスケート男子シングルで66年ぶりの大会連覇を達成した羽生結弦(ANA)。昨年11月の右足首の故障から、ぶっつけ本番で見せつけた華麗な舞い、そして、66年ぶりの五輪連覇という偉業は海外でも感動の渦が広がっている。イタリアメディアは「ハニュウ・ユヅルとは氷上の芸術」と改めて称賛している。

羽生結弦【写真:Getty Images】
羽生結弦【写真:Getty Images】

羽生は「氷上の芸術」であり、「誰にも真似ができないスタイル」 伊紙が偉大さたたえる

平昌五輪フィギュアスケート男子シングルで66年ぶりの大会連覇を達成した羽生結弦(ANA)。昨年11月の右足首の故障から、ぶっつけ本番で見せつけた華麗な舞い、そして、66年ぶりの五輪連覇という偉業は海外でも感動の渦が広がっている。イタリアメディアは「ハニュウ・ユヅルとは氷上の芸術」と改めて称賛している。

「日本からやってきた選手、ハニュウとは氷の上の芸術である」と特集したのはイタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」だ。

 同国はサッカーを国技とするが、フィギュアスケートでも、ソチ五輪銅メダルのカロリーナ・コストナーら名手を輩出している。「Yuzuru Hanyu」は別格で「誰にも真似ができないスタイル」と模倣するのは、不可能と紹介している。

 特集ではフィギュア界での五輪連覇の困難さとともに、羽生の偉大さを紹介している。

「66年…フィギュアスケートは、五輪王者を2大会連続で認めるのに要した時間だ」として、羽生の偉業が1948、52年の五輪を連覇した米国のディック・バトン氏以来だったことを紹介。「スウェーデン人のギリス・グラフストローム、そして、オーストリア人カール・シェーファーもそうだが、どれも白黒写真の中の物語のようだ。ユヅル・ハニュウは23歳で伝説の人となったが、彼の髪の色は生き生きとした色を称えている。彼が史上最高の世界チャンピオンに輝いていると世界では論じられている」

 バトン氏、そして、それ以前に1920、24、28年に3連覇を成し遂げたグラフストローム、1932、36年に連覇したシェーファーというレジェンドの時代を知る人間は数少ない。だが、羽生は“モノクロの伝説”をも、超える存在だと評価されている。

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