羽生結弦の背中を押した“もう一人の主役” 韓国メディア脚光「まるで日本のホーム」
平昌五輪のフィギュアスケート男子シングルは羽生結弦(ANA)が金メダル、宇野昌磨(トヨタ自動車)が銀メダルを獲得し、日本フィギュア史上初のダブル表彰台を演じたが、日本勢を後押ししたのが、平昌まで駆けつけた日本人ファンたちだった。地元・韓国メディアも「まるで日本のホームのようだった」と驚き、脚光を当てている。
五輪連覇、日本勢1、2位…後押しした日本人ファンに驚き「私は今、日本に来たのか」
平昌五輪のフィギュアスケート男子シングルは羽生結弦(ANA)が金メダル、宇野昌磨(トヨタ自動車)が銀メダルを獲得し、日本フィギュア史上初のダブル表彰台を演じたが、日本勢を後押ししたのが、平昌まで駆けつけた日本人ファンたちだった。地元・韓国メディアも「まるで日本のホームのようだった」と驚き、脚光を当てている。
「日本のホームのようだったアイスアリーナ、4年後の北京も同じ風景か?」と特集したのは、地元紙「韓国日刊スポーツ」だ。
日本中が感動した、その瞬間。右足首の故障から復活を演じた羽生に対し、降り注いだのは割れんばかりの大歓声と無数のくまのプーさんだった。記事では「江陵アイスアリーナはまるで日本のホームのようだった」と表現。日本勢の1、2位が決まると、客席の日本人から耳をつんざくような歓声を上がったことを伝えている。
記事によると、江陵アイスアリーナは今大会の競技場の中で日本人の観客率が最も高く、羽生を見に来る女性ファンが圧倒的だったという。会場には日の丸はもちろん、日本語の横断幕が溢れ、「宇野もやはり観衆の温かい応援を受けて演技を披露し、2位の成績を収めた」と、日本人ファンの後押しがあったことに言及している。