小平奈緒vsイ・サンファは「世界が待ったビッグマッチ」 “日韓戦”に韓国紙注目
小平はオランダ留学で力をつけ24連勝中「どちらも簡単に退くことはない」
一方で小平は国際舞台でなかなか頭角を現すことができなかった。2010年と14年の五輪に出場したが、最高の成績は団体追い抜きで獲得した銀メダル。個人種目では5位が最高の成績だった。
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記事では、ソチ五輪後に単身“氷の強国”オランダに留学し技量を引き上げたと伝え、「小平は自費で2年間オランダで生活をしながら多くの点を見て感じ取った。彼女は『オランダで多くのメダリストがいて精神的な面や多くの点で学ぶことができた』と明かした」と本人のコメントを交えて紹介している。
「そこで食習慣を見直し自身の体に合う食事をした。強度を上げ、体力トレーニングなど、多くのことをしながら小平は昨シーズンから国内外各種の大会で500mの24連続優勝を勝ち取った。今シーズンでも小平は常に優勝を勝ち取りイ・サンファの前に立つ」と母国の英雄のライバルの足跡を、敬意をもって伝えた。
「今回の対決でイ・サンファが勝利し、優勝を勝ち取ると、アジア選手で史上初のスピードスケートでの五輪三連覇を成し遂げることになる。小平が頂点に立てば日本女子スピードスケート史上初の優勝である。イ・サンファと小平――、どちらも新しい歴史を作ることになる今回の対決。どちらも簡単に退く考えはないだろう」
記事ではこう結んでいる。最速はどちらか――。日韓が注目するエース対決の幕がまもなく上がる。
(THE ANSWER編集部)