大逆襲見せたチェン、17位に沈んだSPは「本当はすごい重圧だった」と告白
米テレビ局は“4回転の貴公子”を猛プッシュ、「神経質」の要因に?
しかし、悔やまれるのはSPの出遅れだった。すべてのジャンプでミスが出て17位と出遅れた。18歳には“ある重圧”が存在したという。
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記事では「今週まで今季は一度も大会で負けたことがなかったチェンはプレッシャーに屈したことを認めた。彼は平昌までに金メダルの本命に浮上し、NBC(米テレビ局)のオリンピック猛プロモーションの主役の1人となっていた」と指摘している。
IOC(国際オリンピック委員会)に巨額の放映権料を支払っている米NBCは大会前の告知で、今季無敗の18歳の“4回転の貴公子”をプッシュ。過剰な露出が、重い足枷になっていたと分析している。記事によると、本人はこう振り返ったという。
「正直、自分は否定しようと頑張ってきたけれど、本当はすごいプレッシャーを感じていた。それが自分を硬くした。非常に神経質になってしまった。それが自分のスケートにとっては良くなかった」
次代のフィギュア界をけん引する18歳。初めて踏んだ五輪の舞台で味わった悔しさは成長の糧になるはずだ。
(THE ANSWER編集部)