長洲未来、五輪史に残る「NAGASU」の名 “歴史的3A”に母国も賛辞「魔法を放った」
シングル表彰台争いの期待「ナガスはその座を争うグループに組み込まれた」
「3日間に渡り、8人のアメリカ代表スケーターが、才能、根性、芸術性を遺憾なく発揮し、アメリカに銅メダルをもたらした。しかし、その中で最も魔法を放ち、中心的な貢献を果たしたのが、ミライ・ナガスがもたらした一瞬のジャンプだ」
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総力を結集させる団体戦の中でも、長洲のトリプルアクセルは高く評価している。さらに、USAトゥデー紙は「冬季五輪の高尚な雰囲気の中、トリプルアクセルがミライ・ナガスの背中を押した」と特集し、個人戦での躍進に期待している。
「フィギュアは今後、個人の戦いを残している。金メダルと銀メダルは、エフゲニア・メドベージェワとアリーナ・ザギトワの二大巨塔が壮絶なバトルを繰り広げることが予想されており、その他の強力なスケーターが残りの1枠を争う展開となる。トリプルアクセルを成功させた今、ナガスはその座を争うグループに組み込まれた瞬間だ」
このように言及し、21日から始まる女子シングルでもOARの2強に続き、表彰台を争う一角として期待している。日本出身の両親を持ち、日本にファンも多い24歳。五輪史に名前を刻み、一躍、米国で脚光を浴びている。
(THE ANSWER編集部)