長洲未来、五輪史に残る「NAGASU」の名 “歴史的3A”に母国も賛辞「魔法を放った」
女子シングルで長洲未来は135.53点の自己ベストを叩き出し、2位に躍進。五輪史上3人目の成功となったトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を決めた24歳に対し、母国の米メディアは「ミライが魔法を放った」と賛辞を送っている。
五輪史上3人目、米国も称賛「五輪で成功させた最初の女性アメリカ人に」
平昌五輪は12日、フィギュアスケート団体フリーが行われ、米国が銅メダルを獲得した。女子シングルで長洲未来は135.53点の自己ベストを叩き出し、2位に躍進。五輪史上3人目の成功となったトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を決めた24歳に対し、母国の米メディアは「ミライが魔法を放った」と賛辞を送っている。
長洲が五輪史に、その名を刻んだ。「ミス・サイゴン」のメロディーに身を任せ、華麗に跳んだトリプルアクセル。美しい螺旋から完璧な着氷を決めた。江陵アイスアレーナに巻き起こる歓声。冬季五輪史上3人目となる快挙の瞬間だった。滑り終わると渾身のガッツポーズ。24歳にして自己ベストとなる135.53点を叩き出した。
伊藤みどり、浅田真央に続く、五輪でトリプルアクセル成功。2位に入り、銅メダル獲得に貢献した長洲に対し、母国・米メディアも称賛を送った。
シカゴ・トリビューン紙は「ミライ・ナガスは五輪でトリプルアクセルを成功させた世界で3番目の、そして、最初の女性アメリカ人となった」と見出しを打って特集した。