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大谷翔平、34号で“球宴疲れ”の心配払拭 米メディア称賛「低い球をライナーで運ぶ」

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、マリナーズ戦に「2番・DH」で先発。9回の第5打席に後半戦1本目となる34号2ランを放つなど、3打数2安打2打点2四球だった。チームは4-7で敗れたものの、輝きを放った二刀流に米メディアも注目。「HRダービーの疲れを振り払う」「低いスライダーをライナーで運んだ」などと称賛している。

9回、後半戦1本目となる34号2ランを放つエンゼルスの大谷翔平【写真:AP】
9回、後半戦1本目となる34号2ランを放つエンゼルスの大谷翔平【写真:AP】

マリナーズ戦で34号含む2安打2打点

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、マリナーズ戦に「2番・DH」で先発。9回の第5打席に後半戦1本目となる34号2ランを放つなど、3打数2安打2打点2四球だった。チームは4-7で敗れたものの、輝きを放った二刀流に米メディアも注目。「HRダービーの疲れを振り払う」「低いスライダーをライナーで運んだ」などと称賛している。

 膝より低い球を、見事に運んだ。9回2死三塁、大谷はフルカウントから低めの変化球をとらえた。画面のストライクゾーン表示からは外れたボール球。それでも打球は右中間席へ飛び込んだ。豪快な34号2ラン。場内が歓声に包まれる中、大谷は表情を変えずにダイヤモンドを一周。ホームイン後に仲のいいイグレシアスとハグを交わした。

 7回の打席では、快足を飛ばして一塁内野安打を放つなど、球場を沸かせた大谷。MLB公式サイトは「オオタニがダービーの疲れを振り払い、34号本塁打を放つ」との見出しで記事を掲載している。

 大谷は13日(同14日)の球宴に投打二刀流で出場。その前日はホームランダービーでフルスイングを続けていた。同サイトは「HRダービーとオールスターの出場の影響があると心配の声が上がっていたが、それを払拭した」「球宴明けの2試合は10打数1安打だったが、カード最終戦では打席で安定した結果を見せた」と記載している。

 また米スポーツ専門局「CBSスポーツ」は「エンゼルスのショウヘイ・オオタニが34号をぶちこんだ」と見出しを打って5試合ぶりの一発に注目。AP通信も記事を掲載し、「オオタニは3連戦この打席までで12打数2安打だったが、ついに打ち破った。シーウォルドのストライクゾーンより低いスライダーをライナーで右翼席に運んだ」と難しいボールを打ったことを伝えている。

(THE ANSWER編集部)


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