渋野日向子、予選落ち濃厚に悔しさ吐露 痛恨の4連続ボギー「結局は自分が悪い」
女子ゴルフの国内ツアー・GMO&サマンサカップ第2日が17日、茨城・イーグルポイントGC(6657ヤード、パー72)で行われた。46位で出た渋野日向子(サントリー)は3バーディー、6ボギーの75で回り、通算2オーバー。ホールアウト時点では暫定83位とし、70位タイまでの予選通過が厳しい状況で終えた。
GMO&サマンサカップ第2日
女子ゴルフの国内ツアー・GMO&サマンサカップ第2日が17日、茨城・イーグルポイントGC(6657ヤード、パー72)で行われた。46位で出た渋野日向子(サントリー)は3バーディー、6ボギーの75で回り、通算2オーバー。ホールアウト時点では暫定83位とし、70位タイまでの予選通過が厳しい状況で終えた。
渋野は午前7時の第1組でスタートした。前半11番でバーディーを奪ったが、15番パー5で第3打をグリーン右へ。アプローチは寄らず、2パットでボギーとした。16番パー3の第1打はグリーン左のバンカーへ。うつむいて悔しい様子を見せると、アプローチはピンを大きくオーバーし、パーパットを決め切れなかった。17番パー4はピンまで約10メートルから3パット。18番パー4もパーオンできず、悪夢の4連続ボギーで折り返した。
後半は出だしの1番でバーディーを奪うと、3番でも1つ伸ばして巻き返した。しかし、5番でボギー。8番パー5はチャンスにつけたが、短いバーディーパットを外してパーとした。最終9番パー3でも第1打をグリーンから外し、ボギーを叩いた。
ラウンド後の会見では「昨日よりどうしても攻めたい気持ちがあった。大きなミスをしてしまったことで流れが悪くなった。悔しい気持ちがあるんですけど、練習するしかない」とコメント。こう続けた。
「(4連続ボギーでは)一番やっちゃいけないミスを15番の第3打でしてしまって、そこから気持ちを切り替えられずに引きずってしまった。やっぱりバーディーを獲りたいがために力んでしまった。本当に自分のメンタルの弱さを痛感しました。カップにかすりもしないパットがあった。自分がラインを読めてないのもある。結局は自分が悪い」
カットラインへの意識は「もちろんしていました。最近(米ツアーでは)カットライン争いしかしていないので、慣れたもんなんですけど」と苦笑い。「最終ホールはホールインワンしかないと思っていたけど、力んで引っかけた。最悪の終わり方ですけど、攻めた結果なので逃げるよりはいいと捉えたい」と前を向いた。
国内ツアーで最後に予選落ちしたのは昨年10月末。今年4月から6月末まで米ツアーを転戦し、3か月半ぶりの国内ツアーだった。この日のホールアウト時点ではカットラインに2打差で国内9試合ぶり予選落ちが濃厚となり、他の選手の結果を待つ状況となっていた。今大会を含め、3戦連続国内で戦う予定だ。
「まだまだ伸びしろはたくさんあると良いふうに捉えて、来週に向けて頑張りたい。たくさんの方に応援していただいて、すっごい楽しかった。2年前から応援してくださる応援団の方にも久々にお会いできて嬉しかったです。来週、再来週も有観客ではあるので、また見に来てくださっている皆様の前で良いゴルフができるようにもっと練習したい」
全ての質問に応じると、最後は「また来週! また来週! 出直してきます!」と報道陣に会釈をして会見場を後にした。
(THE ANSWER編集部)