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大谷翔平は「ベーブ・ルースより上」 500年前の歴史的芸術家を引き合いに米識者総括

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、敵地マリナーズ戦で4打数2安打で7-1の勝利に貢献した。45勝44敗のリーグ西地区4位で前半戦最終戦。両リーグ最多33本塁打を放つなど二刀流旋風を巻き起こし、米識者は「彼の美学を高く評価」と前半戦を総括している。

エンゼルスの大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルスの大谷翔平【写真:Getty Images】

大谷翔平の前半戦を総括、米識者「ベーブとの比較はもはや十分ではない」

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、敵地マリナーズ戦で4打数2安打で7-1の勝利に貢献した。45勝44敗のリーグ西地区4位で前半戦最終戦。両リーグ最多33本塁打を放つなど二刀流旋風を巻き起こし、米識者は「彼の美学を高く評価」と前半戦を総括している。


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 大谷への賛辞が止まらない。「ショウヘイ・オオタニはベーブ・ルースではない それより優れている」の見出しで記事を掲載したのは、米スポーツ誌「スポーツ・イラストレイテッド」だった。米スポーツ専門局「FOXスポーツ」などでアナリストを務めるトム・バードゥッチ氏が執筆したコラム。「オオタニは100年に1度の選手」「ベーブと彼を比較するのはもはや十分ではない」とつづり、理由をこう説明している。

「500年間、人々はシスティーナ礼拝堂の天井画を、驚きをもって見つめてきた。科学者たちはこの絵を分析ソフトで見て、ミケランジェロのタッチが黄金比として知られる空間的な関係性が落とし込まれていることを知った。それと同じようにオオタニの美学は、数学的には言うまでもなく、直接見ることであまり考えすぎずに高く評価されている。しかし、これは野球であるため、数字が共通言語である。オオタニも彼のユニークさをスタッツ上でより高い評価を受けるに値する」

 大谷が見せた異次元の活躍を500年前の芸術家になぞらえた。さらに、同氏は「もしもオオタニの驚異を一文で表わすならば、これだろう:彼はファン・ソトよりも強くボールを叩き、ユウ・ダルビッシュよりも速い球を投げ、ランディ・アロサレーナよりも速く走る」と絶賛した。

 12日(同13日)にはホームラン競争に出場。記事では、オールスターでも二刀流で出場する可能性に触れ「投手と打者で選出された史上初の選手だ。スターの中のスターだ」と紹介。「彼は本塁打数とバント安打数でメジャートップ(バントは4打数4安打)」「これまで10試合に先発し、30本塁打を記録した選手はいなかった。オオタニはたった81試合でそれを成し遂げてしまった」としている。

(THE ANSWER編集部)




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