井上尚弥に英実況も大興奮 “戦慄の50秒間”は「もの凄いパワーと、美しいスキル!」
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級タイトルマッチが19日(日本時間20日)、米ラスベガスのヴァージンホテルで行われ、統一王者・井上尚弥(大橋)が挑戦者のIBF1位マイケル・ダスマリナス(フィリピン)に3回2分45秒TKO勝ちした。左ボディーで3度ダウンを奪う完勝劇は、ボクシング熱の高い英国ではどう伝えられたのか。中継した英衛星放送「スカイスポーツ」の実況は「もの凄いパワーと、美しいスキル!」などと大興奮だった。
英スカイスポーツの実況アナ「彼はボクシング界の絶対的なスーパースターになれる」
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級タイトルマッチが19日(日本時間20日)、米ラスベガスのヴァージンホテルで行われ、統一王者・井上尚弥(大橋)が挑戦者のIBF1位マイケル・ダスマリナス(フィリピン)に3回2分45秒TKO勝ちした。左ボディーで3度ダウンを奪う完勝劇は、ボクシング熱の高い英国ではどう伝えられたのか。中継した英衛星放送「スカイスポーツ」の実況は「もの凄いパワーと、美しいスキル!」などと大興奮だった。
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井上の戦慄ボディーは英国でも興奮を巻き起こしていた。2回2分頃、ロープ際にダスマリナスを追い詰めると、左ボディーを突き刺しダウンを奪った。そして3回残り40秒頃に再び左ボディーを炸裂させると、ダスマリナスはその場で転げまわって悶絶。再開直後にも左ボディーを打ち込み、3度目のダウンで試合を終わらせた。
井上戦を英国で中継したスカイスポーツは公式ツイッターで「両手に爆弾。ナオヤ・イノウエのボディーショットのパワーはマイケル・ダスマリナスには手に負えなかった」と記してハイライト映像を公開。約50秒間で3度もダウンシーンのある映像の中で現地実況は大興奮だった。3回の2度のダウンシーンはこう伝えている。
「おー! 凄いボディーショットだ! ここからリカバリーできるとは思えません。立ち上がるとはなんて勇敢なんでしょう! 時計を見た。23秒生き残らなければいけません。どうやって立ち上がったのか分かりません! そして再びダウンだ! 試合終了! ナオヤ・イノウエがまたやった! 18度目のKO! この男はまさにモンスターだ! もの凄いパワーと、美しいスキル! 4団体統一戦が見たいです。彼はボクシング界の絶対的なスーパースターになれる可能性があります」
まくしたてるように賛辞を並べていた。すでに世界的な評価を得ている井上。4団体統一は英メディアからも期待されている。
(THE ANSWER編集部)