井上尚弥に「俺が圧勝する」 1階級上王者が“階級の壁”に持論「俺には小柄すぎる」
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(大橋)は、6月19日(日本時間20日)に米ラスベガスでIBF同級1位マイケル・ダスマリナス(フィリピン)と防衛戦を行う。4団体統一後、将来的なスーパーバンタム級への転向も期待される中、WBO同級王者ステファン・フルトン(米国)は“階級の壁”について語っている。
Sバンタム級王者フルトンが持論
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(大橋)は、6月19日(日本時間20日)に米ラスベガスでIBF同級1位マイケル・ダスマリナス(フィリピン)と防衛戦を行う。4団体統一後、将来的なスーパーバンタム級への転向も期待される中、WBO同級王者ステファン・フルトン(米国)は“階級の壁”について語っている。
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フルトンは、米スポーツチャンネル「ショータイム」などで司会を務めるブライアン・カスター氏のポッドキャスト「ラストスタンド」の公式YouTubeに登場。「日本のファンもモンスター、ナオヤ・イノウエ戦を見たいと話しています。PFPで世界屈指の実力者と認められています。どう思いますか?」と質問を受けた。
これに対し、「もう一度言うのか」と笑顔。1階級下のバンタム級で最強の呼び声高いモンスターに対し、絶大な自信を示している。
「もし俺が奴との試合を分析するなら、俺が圧勝する。俺には小柄すぎるし、背も低すぎる。リーチも及ばないから、ずっとパワーショットを受け続けることもない」
以前、英メディアでも井上を圧倒できると豪語。サイズの優位性の根拠に主張している。身長164センチ、リーチ171センチの井上に対し、フルトンは身長169センチ、リーチ179センチと大きい。「奴は優秀だ」としつつも「そこを貶めるつもりはないが、俺より優秀ということはない。ネリの身に起こったことが、奴にも起こるだろうね」と語っている。
減量苦でバンタム級から1階級上げたネリは、WBA・WBC世界スーパーバンタム級タイトルマッチでWBA正規王者ブランドン・フィゲロアに7回KO負けしていた。フルトンは井上にも階級の壁が突きつける自信があるようだ。
(THE ANSWER編集部)