女子100m障害、青木益未が日本タイ記録12秒87! 「公認記録になれ!って思っていた」
陸上の布勢スプリントが6日、鳥取・ヤマタスポーツパーク陸上競技場で行われ、女子100メートル障害決勝では、27歳の青木益未(七十七銀行)が12秒87(追い風1.7メートル)で日本タイ記録で優勝した。日本記録保持者・寺田明日香(ジャパンクリエイト)は12秒89で2位だった。
陸上・布勢スプリント
陸上の布勢スプリントが6日、鳥取・ヤマタスポーツパーク陸上競技場で行われ、女子100メートル障害決勝では、27歳の青木益未(七十七銀行)が12秒87(追い風1.7メートル)で日本タイ記録で優勝した。日本記録保持者・寺田明日香(ジャパンクリエイト)は12秒89で2位だった。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
青木が寺田の記録に追いついた。競ったレースを展開。3台目にバランスを崩した寺田に対し、スムーズに走り切った。「(フィニッシュ直後は)公認記録になれ!って思っていました。決勝は寺田さんが良いコンディションで来ると思っていたので、ついていけば念願の12秒台が出ると思っていた」と笑顔を咲かせた。
寺田は4月末の織田記念国際で12秒96(追い風1.6メートル)の日本記録で優勝。1年7か月ぶりに自己ベストを更新し、6月1日の木南道孝記念でも12秒87(追い風0.6メートル)で再更新。刺激を受けた青木はこう続けた。
「寺田さんが(一時引退から)復帰されて、寺田さんのおかげでハードル界のレベルも上がった。自分にも出せると思っていたし、競ることができたし、今回は勝てて嬉しいです。これからも2人で高め合っていければ」
東京五輪参加標準記録は12秒84。24日開幕の日本選手権(大阪)で寺田らと最大3枠の代表を争う。青木は「最後まで気を抜かずにいいレースができれば。寺田さんに怖いと思われるレースができれば」と意気込んだ。
(THE ANSWER編集部)