大坂なおみの会見拒否、欧米メディアは賛否「競技団体が考え直す時期」「悪しき前例」
英紙「増えていくプレッシャーがどう影響していくのか」
英公共放送「BBC」は「異競技の選手からもナオミ・オオサカの行動に拍手を送る者もいたが、『仕事の一部』として会見に参加すべきだと受け止める人も少なくはなかった」とし、大坂の主張が他のスポーツの選手からも賛否を呼んでいることを伝えている。
そして同局のテニス特派員ラッセル・フラー氏の見解を紹介。「彼女の最初の主張は議論すべき内容であるのに、彼女の判断や言葉遣いなど別の問題になっていると私は思います。彼女の投稿は事実上の汚点となってしまいました」としている。
大坂は会見拒否後の処分への反発とも取れるようなメッセージをSNSに投稿していた。フラー氏は選手のメンタルヘルスへの影響を問題視していた、本来の主張とは論点がずれてきていると感じているようだ。
英紙「デイリーメール」は「どんどん増えていくプレッシャーが彼女の心境にどう影響していくのか、ひとまず水曜の2回戦を見守りたい」としている。大坂の2回戦は6月2日、果たして次はどんな行動に出るのだろうか。
(THE ANSWER編集部)