村田諒太、五輪決勝再戦プラン浮上 「7.14」ベガス凱旋と米報道「大きな計画存在」
トップランク社副会長「国際的に偉大な興味を引くだろう」
村田と契約する大物プロモーター、ボブ・アラム氏の「トップランク社」はESPNと独占契約を結んでいる。ファルカオ(ブラジル)も同社の契約選手で、2014年のデビュー以来、現在19連勝中(13KO)。6年越しの再戦が実現すれば、村田の米上陸戦は大きな注目を集めることになりそうだ。
「すべてがうまくいけば、我々が話し合っている彼らの次のファイトは7月にオリンピアンの激突となる。ムラタとファルカオの試合は国際的に偉大な興味を引くだろう。どちらの選手も国内で知られているが、我々はここ(アメリカ)でやりたい。なぜなら、我々はアメリカでムラタとファルカオの立場を確立させたいんだ」
トップランク社のカール・モレッティ副会長はこう語ったという。
村田はロンドン五輪の決勝でファルカオに判定勝ち。14-13という僅差の判定をものにして、金メダルに輝いた。しかし、ファルカオは昨年、米メディアの取材に対し「彼もずっとオレを掴んでいたんだ。そのあと、レフェリーがオレから2ポイントを奪っていった。リベンジを果たしたい。あれはフェアじゃない。忘れることは絶対にないだろう」と激白。3回にクリンチでの減点がなければ、結果は変わっていたと主張していた。
ESPNで全米など世界でライブ中継されるブランダムラ戦を乗り越えれば、村田がベガスで世界中からの注目を集める因縁のバトルに挑むことになりそうだ。
(THE ANSWER編集部)