大坂なおみは「リズムに混乱させられた」 世界女王の“揺さぶり”が敗因とWTA分析
テニスの全豪オープンは22日、女子シングルス4回戦で世界ランク72位の大坂なおみ(日清食品)は同1位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)に3-6、2-6で敗れ、四大大会初のベスト8入りはならず。対峙した世界女王は試合後の場内インタビューで「ナオミは巧みにボールの芯を捉えて打ってくる」と日本の20歳を称えつつ、「できるだけ動かして揺さぶった」と勝因を明かした。
世界NO1のハレプにストレート負け…左右に振られて強打を封じられる
テニスの全豪オープンは22日、女子シングルス4回戦で世界ランク72位の大坂なおみ(日清食品)は同1位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)に3-6、2-6で敗れ、四大大会初のベスト8入りはならず。対峙した世界女王は試合後の場内インタビューで「ナオミは巧みにボールの芯を捉えて打ってくる」と日本の20歳を称えつつ、「できるだけ動かして揺さぶった」と勝因を明かした。
お互いにサービスゲームをキープして迎えた第1セットの第6ゲーム、大坂はブレークチャンスを6回迎えるも、粘るハレプを打ち崩せず。逆に、続く第7ゲームでサービスゲームを失うと、第1セットは3-6で奪われてしまった。
第2セットは第1ゲームをブレークするも、第2ゲームから4ゲーム連取を許した。今大会は190キロを超える弾丸サーブと強力かつ正確なショットで強敵を打ち破ってきたが、この日は百戦錬磨のハレプに勝負ショットが通じず。リズムに乗れないまま第2セットも2-6で落とし、無念のストレート負けとなった。
「ナオミは本当に巧みにボールの芯を捉えて打ってくる。私はそれを分析していたので、彼女をできるだけ動かして揺さぶらなければならなかった。それが上手くいった結果がこの勝利につながりました」