驚異の“勝率95%” エディーHCが21年まで契約延長「英国を世界最高にするために」
ラグビー日本代表の前ヘッドコーチ(HC)で、現在はイングランド代表HCを務めるエディー・ジョーンズ氏が、イングランド代表と2021年8月まで契約を延長したことが分かった。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が伝えている。
前ラグビー日本代表HCが2年の契約延長「留任のオファーが来るとは思わなかった」
ラグビー日本代表の前ヘッドコーチ(HC)で、現在はイングランド代表HCを務めるエディー・ジョーンズ氏が、イングランド代表と2021年8月まで契約を延長したことが分かった。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が伝えている。
エディーHCは2015年のラグビーワールドカップ(W杯)イングランド大会で日本を率い、強豪・南アフリカを撃破する番狂わせを演じるなど世界を驚かせた。退任後はイングランド代表HCを務めているが、その戦績は驚異的だ。エディーHC就任以降のイングランドはテストマッチ23戦で22勝と抜群の戦績を残しており、イングランドラグビー協会(RFU)も高く評価。日本開催の2019年W杯までだった契約を2年間延長した。
記事によれば、RFUのスティーブ・ブラウンCEO氏は「エディーのリーダーシップの下で、我々は世界ランキング8位から2位へとジャンプアップした。それでもなお、エディーは世界ランキング1位になるまでは満足しないだろう」と称賛しているという。
エディーHC本人も「イングランドでのコーチングは私にとって夢の仕事だし、2019年W杯の後もとどまれることは嬉しい」とイングランド再建に手応えを感じているが、理想像とはまだ遠い模様だ。
「私は世界でNO1のラグビーチームを作ること、W杯王者になることに集中している。HCとしての役割を果たしているとは思わないし、留任のオファーが来るとは思わなかったが、最近の出来事は難しい決断ではなかった。イングランドを世界最高にするために、私はできる限り力を尽くしたい」
このように謙遜したというエディーHCだが、記事では「彼は95%の勝率を達成している」と結果を残せる監督であることにも言及している。来年に迫った日本開催のW杯では、再び鍛え上げられた“エディー・スタイル”のチームを目にすることができそうだ。
(THE ANSWER編集部)