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打者も怒り心頭 覆った“幻同点3ラン”に米賛否「100%ホームラン」「正しい判定」

2日(日本時間3日)の米大リーグ、フィリーズ―メッツ戦で本塁打の判定を巡って物議を呼んでいる。フィリーズが3点を追う9回に起死回生の同点3ランが出たかと思われたが、リプレー検証によって覆り二塁打に。実際の映像を米スポーツ専門局「ESPN」が公開すると、米ファンからは賛否の声が上がっている。

フィリーズのホスキンス【写真:Getty Images】
フィリーズのホスキンス【写真:Getty Images】

フェンス最上部の手すりに打球直撃、一度はホームラン判定も…

 2日(日本時間3日)の米大リーグ、フィリーズ―メッツ戦で本塁打の判定を巡って物議を呼んでいる。フィリーズが3点を追う9回に起死回生の同点3ランが出たかと思われたが、リプレー検証によって覆り二塁打に。実際の映像を米スポーツ専門局「ESPN」が公開すると、米ファンからは賛否の声が上がっている。

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 土壇場の9回、1死一、三塁。ホスキンスが放った大きな打球が右翼席へ向かう。フェンスの最上段の手すり部分に当たり、跳ね返ってフィールドに戻ってきた。ホームランを確信するホスキンス。右手を高々と掲げ、ダイヤモンドを回る。一度二塁ベース上で止まったが、再び走り出しホームイン。テレビ放送のスコアも「8-8」に。劇的な同点本塁打……と思われた。しかしだ。

 審判団がリプレー検証。ボールが当たっている手すりの部分では、フェンスを越えていないと判定。本塁打から一転、グラウンドルールによって二塁打に覆ったのだ。生還していたホスキンスは怒りを露わにしたが同点は幻に。2者が生還し1点差にはなったが、後続が倒れてフィリーズは敗れた。

 ESPNは公式ツイッターで「アンパイアは最初、リース・ホスキンスのこれを同点となるはずだった本塁打とした。判定は覆り、グラウンド・ルールによる二塁打となった」と添えて動画付きで投稿。すると米ファンからは賛否の声が上がっている。

「HRだ」
「100%ホームラン」
「覆すには微妙すぎる」
「覆すに足る理由は??」
「この証拠でどうやって判定が覆されるんだ」
「ホームランじゃない」
「正しい判定」
「これは二塁打」
「グラウンド・ルールによればこれはHRじゃない」
「正しい判定なのになんでリース(ホスキンス)はそんなに怒ってるんだ」

 賛否が分かれたこの判定。AP通信によると「リプレー検証でボールがフェンスの手すりに当たっており、壁を越えていなかったことが示された。ホスキンスは二塁に移され、2点適時二塁打となった」と伝えている。

(THE ANSWER編集部)

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