渡邊雄太の好判断から相手翻弄 ラプターズの“利他的プレー”が「美しいバスケ」と話題
米プロバスケットボール(NBA)・ラプターズの渡邊雄太は27日(日本時間28日)、ネッツ戦に18分13秒出場し、8得点、3リバウンドを記録。チームは103-116で敗れた。第3クォーター(Q)に好判断からボール回しの起点となり、3ポイントシュートを成功させた映像をチーム公式が公開。現地ファンを「美しいバスケだ」「ユウタはバケモノ」と虜にしている。
ネッツ戦で8得点3リバウンドの活躍
米プロバスケットボール(NBA)・ラプターズの渡邊雄太は27日(日本時間28日)、ネッツ戦に18分13秒出場し、8得点、3リバウンドを記録。チームは103-116で敗れた。第3クォーター(Q)に好判断からボール回しの起点となり、3ポイントシュートを成功させた映像をチーム公式が公開。現地ファンを「美しいバスケだ」「ユウタはバケモノ」と虜にしている。
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渡邊らしいチームプレー精神が好結果を生んだ。ラプターズが80-78とリードした第3Q残り33秒だ。左コーナーでボールを受けた渡邊はフェイントを入れてディフェンダーを抜き去るとリングへ突進。しかし相手がブロックに来たのを察知すると、すかさずアウトサイドへパスした。ここからラプターズのチームワークが光った。
ボールを受けたカイル・ラウリーは、シュートフェイクで相手を引き付けると左へパス。さらにOG・アヌノビーも、飛び込んできたディフェンダーを見てコーナーへボールを送った。最後はドフリーになっていた渡邊が3ポイントシュートをしっかり沈めてリードを広げた。
渡邊含めボールを受けた3選手全員が、打とうと思えばシュートを狙えたものの、チーム第一を貫いたこの場面。ラプターズの公式ツイッターは「利他的バスケ」と文面につづって実際の動画を公開。目の当たりにした現地ファンからは「美しいバスケだ」「このボール回し最高」「綺麗だ」「いままで見てきた中で最もかっこいい」「インクレディブルだ」「映画のよう」「ユウタはバケモノだ」とコメントが寄せられ、心を鷲掴みにしているようだ。
19日にラプターズと悲願のNBA本契約を結んだ渡邊は、この試合で3ポイントシュートを5本試みるなど積極的な姿勢を見せ、14試合連続で10分以上プレー。ローテーションの一角としてチームに欠かせない存在になってきている。
(THE ANSWER編集部)