【スポーツ界の気になる英語】大谷翔平は神話級? 米実況が「Unicorn」と表現した理由
世界で活躍する日本人が多くなった昨今、スポーツのあらゆる場面でも聞きなれない英語を耳にすることが増えた。そんな中、初心者でも日常会話で使えそうなフレーズ、慣用句やことわざなど、スポーツ界で実際に使われた英語を動画とともに紹介。今回は米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手について、現地試合中継で実況が話した言葉だ。米メディアが公開した動画では「Unicorn」というフレーズを使っていた。その理由は……。
“リアル二刀流”で出場した大谷を称賛するフレーズの意味とは
世界で活躍する日本人が多くなった昨今、スポーツのあらゆる場面でも聞きなれない英語を耳にすることが増えた。そんな中、初心者でも日常会話で使えそうなフレーズ、慣用句やことわざなど、スポーツ界で実際に使われた英語を動画とともに紹介。今回は米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手について、現地試合中継で実況が話した言葉だ。米メディアが公開した動画では「Unicorn」というフレーズを使っていた。その理由は……。
大谷は26日(日本時間27日)のレンジャーズ戦で「2番・投手」の“リアル二刀流”で出場。投げては5回3安打4失点で3年ぶりの白星を手にし、打っては強烈な二塁打にバント安打を放つなど2安打2打点を記録した。オールラウンドな活躍を見せた大谷について、現地の実況はこう表現している。
「彼は『ユニコーン』でスーパーヒーロー、漫画のキャラクターです。彼がやっていることは、(現実には)起こりえないことなんです。彼ができることを実現するためには6人の選手と契約しなければいけません」
実況が使った英語は「Unicorn(ユニコーン)」という言葉だ。神話に登場する一角獣で実在しない生き物だが、そこから転じて人々が夢見るような現実離れした存在、滅多に目にすることのできない人物を意味する。
リーグ本塁打数トップ(7本)の選手が先発のマウンドに立つのは、1921年6月13日のベーブ・ルース以来、メジャーでは100年ぶり。投打躍動した類い稀な才能に脱帽したからこそ、実況は「Unicorn(ユニコーン)」という言葉を使っていた。
(THE ANSWER編集部)