年間10勝も見える勢い「勝てるだけ勝ちたい」

――ショットについて、コーチは絶対音感ならぬ“絶対距離感”があると。

【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今　2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
（W-ANS ACADEMYへ）

「自分では感じないですね（笑）。なんでこんなに寄らないのかなと思う時もある。先輩の選手には『あなた、どうせミスしても寄るんでしょ』とか言ってもらえるので、いいことなのかなと。昔からショットは得意です。高校生の時の調子が良かった時は、打てばピンにしかいかないと思っていた。自分では横幅（を合わせるの）が得意だと思っていたけど、縦距離を合わせるのもいいんですかね」

――いつも優勝翌朝でもトレーニング。明日は。

「明日は用事が朝から入っているので、夜か翌朝にずらすと思います。ご褒美は特にないです。今はめちゃくちゃ疲れていますね。でも、上位にいるということなので良い疲れではありますね」

――海外ツアーについては。

「今年は日本でやると決めている。（コロナ禍の）状況が状況なので、この状況が収まったら考えるけど、今は海外に行く考えはないです」

――年間10勝も見える。

「勝てるだけ勝ちたいですね」

――コーチが指導中に「いい加減にしなさい」と大喧嘩したこともあると。

「結構、喧嘩するので日常茶飯事といえば日常茶飯事。我慢をしないといけないところもあるけど、妥協はしたくない。私は思ったことを直接全て言葉にするので、喧嘩になることもあります。それがあってこうした方がいいとか新しい案ももらえるので、いい関係だと思います」

――今季獲得賞金が1億円を突破した。

「超えましたね。大会前のインタビューでも優勝したら超えると言われていましたけど、『今週超えることは難しい』と言っていた。生涯賞金で超えた時も嬉しかった。年間（20-21年シーズン）でも超えられたし、自分でもビックリするくらいよかったと思います」

――次週へ意気込みを。

「来週は自宅から通えるコースなので、ゆっくりできるのもあるし、良い気持ちで試合を迎えられるかなと思います」