松山英樹は「イチローのような存在」 米誌が「日本のゴルフ人気再燃の可能性」に着目
男子ゴルフの松山英樹(LEXUS)はマスターズで日本男子悲願の海外メジャー初優勝を果たした。米メディアでは松山の快挙によって日本のゴルフ人気再燃の可能性に触れ、さらに「イチローのような存在だ」と特集している。
快挙の松山を米ゴルフダイジェスト誌が特集「一瞬にして英雄になった」
男子ゴルフの松山英樹(LEXUS)はマスターズで日本男子悲願の海外メジャー初優勝を果たした。米メディアでは松山の快挙によって日本のゴルフ人気再燃の可能性に触れ、さらに「イチローのような存在だ」と特集している。
「マツヤマがマスターズ優勝を果たしたことによる日本のゴルフ人気再燃の可能性」。こんなタイトルで特集を組んだのは米専門誌「ゴルフダイジェスト」だった。
ゴルフ人気の高い日本だが、近年その人気は低迷。競技人口は約20年で半減しているというデータもある。そんな中で届いた松山の快挙。「ヒデキ・マツヤマはマスターズで優勝したことにより、一瞬にして日本ゴルフ界の英雄となった」と記事では称賛しつつ、松山が日本のゴルフ界にもたらす恩恵についてはこう続けている。
「日本は世界第2位のゴルフ市場を持つ国で、世界の5分の1のシェアを誇る。しかし、1980年から90年にかけてのゴルフブームからは遠く離れてしまっている。この10年間の売り上げは横ばいで、選手の数は減少している。しかし、マツヤマの勝利はこの国が待ち望んでいた新しい風を吹き込む機会となった」
さらに同誌では月曜の朝にも関わらず、マスターズVの瞬間のテレビの占拠率が50%を超えていたこと、ウィニングパットを決めた瞬間には速報が流れたこと、号外が発行されるなど、松山の衝撃が列島を駆け巡ったことを伝えている。