“逆転の当選”リッポン「友を誇りに思う」 “悲運の落選”マイナー称賛に米反響
「これまで私が出会ってきた中で最もナイスで最高な人間の1人だ」
「これまで私が出会ってきた中で最もナイスで最高な人間の1人だ。今週、僕の友がスケートで魅せたものを物凄く誇りに思う」
このように自らを上回る結果を残したマイナーを称賛。自らの喜びは胸にしまい、友の無念を思いながら、代表権を争ったライバルへの思いを明かした。さらに、ファンから「もし立場が逆であれば、異なる対応をしていたのでは?」という返信があると、リッポンは「それはない。ロスは偉大だった」と応答。一流のスポーツマンシップに多くのファンに反響を呼んだ。
「君も真に一流の人間だ」
「お互いにとって簡単なシチュエーションではないけど、2人のことを誇りに思う」
「2人のスケート人生に幸あれ」
このように称賛のコメントが投げかけられていた。今大会の代表選考を巡っては有力候補だった女子のアシュリー・ワグナー、男子のジェイソン・ブラウンが落選。しかし、SNS上でワグナーは「今から貴女たちの応援団になるわ」、ブラウンは「2月は無我夢中で彼らを応援するよ」などと勝者を称賛するコメントを投稿し、反響を呼んでいた。
悲喜こもごものドラマが生まれた全米選手権。リッポンも惜しくも代表切符を逃した盟友の思いを背負い、平昌のリンクに立つ。
(THE ANSWER編集部)