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残り2枠どうなる? 波乱の米代表争い、リッポン&ブラウン失速「驚きの悪戦苦闘」

フィギュアスケートの全米選手権は6日(日本時間7日)、男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位のネイサン・チェンが合計315.23点で連覇を達成した。2位にロス・マイナー、3位にヴィンセント・ジョウが入った一方、SP2位のアダム・リッポンは4位、3位のジェイソン・ブラウンは6位と失速。3枠ある代表入りは、当確したチェンのほか、残り2人は混沌としてきた。

全米選手権を6位で終えたジェイソン・ブラウン【写真:Getty Images】
全米選手権を6位で終えたジェイソン・ブラウン【写真:Getty Images】

リッポン&ブラウンの失速に米メディア驚き…代表枠はマイナーとジョウとの争いか

 フィギュアスケートの全米選手権は6日(日本時間7日)、男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位のネイサン・チェンが合計315.23点で連覇を達成した。2位にロス・マイナー、3位にヴィンセント・ジョウが入った一方、SP2位のアダム・リッポンは4位、3位のジェイソン・ブラウンは6位と失速。3枠ある代表入りは、当確したチェンのほか、残り2人は混沌としてきた。

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 まさかの波乱だった。リッポンはジャンプにミスが続き、フリー4位の171.82点。ブラウンも同6位の160.45点と得点を伸ばせず、リッポンは総合順位も4位、ブラウンは6位と表彰台を逃した。

 予想外の展開に米メディアも驚きをもって伝えている。

 ワシントン・ポスト紙は「ネイサン・チェンが全米選手権首位を守る 後方は混沌が支配」と見出しを打ち、「五輪代表を期待されたアダム・リッポンとジェイソン・ブラウンは考えられる最悪の瞬間に驚きの悪戦苦闘を迎えた」と五輪切符をかけた大一番で苦しんだことを報じている。

 とりわけ、ブラウンは今季グランプリ(GP)シリーズのスケートカナダで2位に入り、GPファイナルに進出するなど、好調をキープしており、米テレビ局「NBCシカゴ」電子版は「元五輪代表のジェイソン・ブラウンにとって失意の夜になった」と報道。「平昌五輪代表落選の危機を迎えた」と伝えている。

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