乱闘で“すくい投げ”炸裂 怒った反撃に米熱狂「悪いけど面白いな」「WWEみたいだ」
米プロバスケットボール(NBA)は6日(日本時間7日)、ラプターズ―レイカーズ戦が行われ、試合中に乱闘騒ぎが起きた。シュートした選手とブロックした選手が交錯。一方が“すくい投げ”を繰り出した様子を米メディアが動画付きで報じると、米ファンは「悪いけど面白いな」「WWEみたいだ」と熱く盛り上がっている。
ラプターズ選手がブロックに来た選手に反撃、2人が退場に
米プロバスケットボール(NBA)は6日(日本時間7日)、ラプターズ―レイカーズ戦が行われ、試合中に乱闘騒ぎが起きた。シュートした選手とブロックした選手が交錯。一方が“すくい投げ”を繰り出した様子を米メディアが動画付きで報じると、米ファンは「悪いけど面白いな」「WWEみたいだ」と熱く盛り上がっている。
これは一本か。20-34の第1クオーター(Q)残り2分24秒、追うラプターズのOG・アヌノビーがゴール下でシュートを試みた瞬間だ。ブロックに来たレイカーズのデニス・シュレーダーが覆いかぶさるように激突。2人はもつれ合う中、アヌノビーが立ち上がりながら身長191cmのシュルーダーの足を持ち上げて背中からコートに叩き落とした。
偶然とは言い難い“すくい投げ”の瞬間、駆け寄った両軍選手に火がついて小競り合いに。審判やチームスタッフが割って入り、事態は収拾した。一連の動画を米スポーツ専門メディア「ブリーチャーレポート」公式ツイッターが公開すると、米ファンも「悪いけど面白いな」「WWEみたいだ」「怖いな」「退場はやりすぎでは?」「落ち着いて」「OGは悪くなくない?」「かわいいもんよ」とコメント欄で盛り上がっている。
米スポーツ専門局「CBSスポーツ」はこう説明している。
「アヌノビーがシュレーダーに激しい反則を受け、ラプターズのギャリー・トレントJr.もその場にいた。そこにレイカーズのモントレズ・ハレルがやってきて、両チームの乱闘に発展した。しかし、最終的にはハレルとアヌノビーが退場となった。トレントとハレルは互いに熱くなっていたが、トレントは退場を免れた」
ラプターズとツーウェー契約を結ぶ渡邊雄太も出場した試合。同局は「そこから落ち着き、試合はそのまま進んでいった」と記し、レイカーズが110-101で勝利を収めた。
(THE ANSWER編集部)