「キャリア最高の状態」 離脱1000日以上の“ガラスの天才”が復活、その秘訣は?
「ピッチ上ではキレも増しているし、敏捷性も上がっている」
食生活の改善は、ダイエットにも効果てき面だという。
「調子も良くなった。少し体重も落ちたし、引き締まった。これまでよりも健康なはずだ。ピッチ上ではキレも増しているし、敏捷性も上がっている。これまで以上にスタミナも上がっている。例えば、チェルシー戦の終盤もそうなんだ。僕たちは(同点弾となる)2点目を決めたけれど、『ここからだ』『自分はまだまだ行ける』という感じだったんだ。自分もプレスをかけていたし、感覚も良かった」
記事で証言している通り、0-1で迎えた後半18分にペナルティーエリア内で強烈なボレー弾を決めたウィルシャーは、最後まで運動量は衰えず。同アディショナルタイムにスペイン代表DFエクトル・ベジェリンが同点弾を決めてアーセナルが2-2に追いついたが、足は止まらなかったと充実感をにじませた。
「自分の体のことはよく分かっている。正しい食事を摂ること、最高のリカバリーの術を学んだんだ。十分な睡眠時間も確保できている。何年もかけて学んだことなんだ。そして、今キャリア最高の状態だと思うよ」
食事、睡眠、リカバリーの重要性を再認識したウィルシャー。生まれ変わった“ガラスの天才”は今、本当の輝きを放とうとしている。
(THE ANSWER編集部)