ヤマハレディース第3日

　女子ゴルフの国内ツアー・ヤマハレディースは3日、静岡・葛城GC山名C（6564ヤード、パー72）で第3日が行われた。2打差の2位で出た高橋彩華（東芝）は3バーディー、1ボギーの70で回り、通算9アンダーで山下美夢有（加賀電子）と並ぶ首位に立った。会見では「アンダーで終えられて良かった」と振り返った。

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　高橋は風の読みに苦しみながらも、前後半で1つずつスコアを伸ばした。会見では「厳しい展開になっていたけど、その中でも耐えながらアンダーで終えられて良かった」と安堵の表情を浮かべた。

　2週前のTポイント×ENEOSで首位発進しながら、最終的には33位。前週のアクサレディス3位だった。好調をキープしているが「全てのホールが、気を抜いたらボギーになってしまう。耐えながらゴルフしなきゃなので、その中で伸ばせたらチャンスがあると思って頑張りたい」と気を引き締めて回った。

　渋野日向子らと同じ1998年度生まれの“黄金世代”。アマチュア時代には2016年の日本女子アマを制した実力者だ。勝てば黄金世代10人目のツアー優勝。最終日へ「良い位置にいるけど、あまり順位とか考えず、やるべきことに集中して結果が出ればいいなと思う」と自然体で臨む。