元全米女王ゴールド、欠場の全米選手権に“友情応援”で米話題「サプライズ来訪者」
フィギュアスケートのソチ五輪団体銅メダリスト・グレイシー・ゴールド(米国)が摂食障害などの治療のため、欠場した全米選手権(日本時間4日開幕)に選手の応援のために駆け付けることを公表し、米国で話題を呼んでいる。
摂食障害、うつ病などの治療で離脱中…大会観戦に米注目「友人を応援するため」
フィギュアスケートのソチ五輪団体銅メダリスト・グレイシー・ゴールド(米国)が摂食障害などの治療のため、欠場した全米選手権(日本時間4日開幕)に選手の応援のために駆け付けることを公表し、米国で話題を呼んでいる。
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「グレイシー・ゴールドが友人の出演を応援するため全米選手権を訪問」と報じたのは、米紙「USAトゥデー」だ。記事では「今週行われる全米フィギュアスケート選手権でサプライズの来訪者が現れる」と紹介。すでに開幕しているジュニア大会に訪れたといい、シニア大会も駆けつけるという。
ゴールドは2014年ソチ五輪団体で銅メダルを獲得した実力者だ。2014年、2016年と全米選手権を2度制し、今年2月の平昌五輪でも米国代表として活躍することが期待されていたが、昨秋にうつ病、不安症、摂食障害であることを公表。五輪選考会を兼ねる今大会の出場を断念していた。
それでも、ゴールドの広報によれば、今大会に訪れている理由は「友人を応援するため」。11月に欠場を発表した際には「私は今もうつ病、不安神経症、摂食障害の治療を受けています。自分の望むレベルで演技するための十分な練習時間を持つことができませんでした」と声明を発表。精神的な面もあるために心配されていたが、心からフィギュアは離れていなかったようだ。
米国の女子フィギュアを支えてきた英雄に見守られながら、後輩たちは五輪切符をかけて熱く美しい戦いを繰り広げることになる。
(THE ANSWER編集部)