羽生結弦は「本当に凄い」 V3チェンが絶賛「4Aをやろうとしている。だから僕も…」
フィギュアスケートの世界選手権は27日、スウェーデン・ストックホルムで男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)で首位の羽生結弦(ANA)は182.20点、合計289.18点で3位。SP3位のネイサン・チェン(米国)が222.03点をマークし、合計320.88点で3連覇を飾った。試合後の会見で、チェンは羽生について言及している。
逆転で3連覇のチェン、羽生へのリスペクト語る
フィギュアスケートの世界選手権は27日、スウェーデン・ストックホルムで男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)で首位の羽生結弦(ANA)は182.20点、合計289.18点で3位。SP3位のネイサン・チェン(米国)が222.03点をマークし、合計320.88点で3連覇を飾った。試合後の会見で、チェンは羽生について言及している。
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やはり王者は強かった。SPは出遅れたが、この日はルッツ、フリップ、サルコウ、トウループと4回転4種、5本を跳んでみせ、自身が持つ世界最高得点(224.92点)に迫る高得点をマーク。SP首位の羽生を逆転し、3大会連続で頂点に立った。
試合後の会見では喜びを露わにし、羽生についても語っている。米放送局「NBCスポーツ」によると、「彼は、近づこうとするとスター性を感じさせるアスリートの一人です……今でも。彼は長くやってきて、常に結果を出してきている。それは本当に凄いと思う」と改めて称賛の言葉を口にしている。
試合をレポートしている米国オリンピック委員会の公式サイトによると、来冬の北京五輪に向けた質問の中で「彼が4回転アクセルをやろうとしている。だから、僕もそれを考えていかないと」とニヤリと笑い、隣の羽生にちらりと目をやったという。
かねてから羽生に対してリスペクトの思いを持つチェン。いつも意識している存在のようだ。
(THE ANSWER編集部)