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姫野和樹がスーパーラグビー初出場 ジャッカルで見せ場「やっとラグビーができた」

初陣で存在感発揮「自分の力を証明するために来た」

 比較的早い時間の交代出場だったが、「驚きはなかったですね。チームの流れも悪かったから、ブラウニー(トニー・ブラウン・ヘッドコーチ)が僕を入れる意図を汲み取れた。ブレークダウンでしっかりと仕事をして、流れを変えようと思ってプレーしました」と、持ち味のボールを持って前進するボールキャリーでは、日本代表やトヨタ自動車と変わらないプレーを続けた。

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 合流してすぐに自分を受け入れてくれたチームメートについいては「(同じFW第3列のシャノン)フリゼルがよくしてくれる。仲もいいけど、負けたくないという気持ちもある。いい意味で切磋琢磨している」と、ニュージーランド代表とのポジション争いを楽しんでいる。

 スコットランド系の移民が中心になって築いたダニーデンについては「自然が豊富で、時間がゆっくりと流れている印象。(大好きな)コーヒーもうまいので、いい街です」と生活面でも楽しんでいる。

 チームは1勝3敗と厳しい状況だが、初陣で期待に応えた姫野は、今回の挑戦について改めて「自分の力を証明するために来た」と明言。デビュー戦をさらに上回る活躍を見せて、後半戦での巻き返しを誓った。

(吉田 宏 / Hiroshi Yoshida)


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吉田 宏

サンケイスポーツ紙で1995年からラグビー担当となり、担当記者1人の時代も含めて20年以上に渡り365日欠かさずラグビー情報を掲載し続けた。1996年アトランタ五輪でのサッカー日本代表のブラジル撃破と2015年ラグビーW杯の南アフリカ戦勝利という、歴史に残る番狂わせ2試合を現場記者として取材。2019年4月から、フリーランスのラグビーライターとして取材を続けている。長い担当記者として培った人脈や情報網を生かし、向井昭吾、ジョン・カーワン、エディー・ジョーンズら歴代の日本代表指導者人事などをスクープ。ラグビーW杯は1999、2003、07、11、15、19、23年と7大会連続で取材。

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