小祝さくらに2打差2位 逆転V届かなかった賞金女王・鈴木愛「100点には遠いプレー」
女子ゴルフの国内ツアー・Tポイント×ENEOSの第2ラウンド(R)の残りと最終Rが21日、鹿児島・高牧CC(6424ヤード、パー72)で行われ、5打差の11位で最終Rを迎えた鈴木愛(セールスフォース)が5バーディー、3ボギーの70で回り、通算8アンダーで2位に食い込んだ。2019年11月以来1年4か月ぶりのツアー通算17勝目には届かなかった。小祝さくら(ニトリ)が逆転で今季3勝目を挙げた。
Tポイント×ENEOS最終日
女子ゴルフの国内ツアー・Tポイント×ENEOSの第2ラウンド(R)の残りと最終Rが21日、鹿児島・高牧CC(6424ヤード、パー72)で行われ、5打差の11位で最終Rを迎えた鈴木愛(セールスフォース)が5バーディー、3ボギーの70で回り、通算8アンダーで2位に食い込んだ。2019年11月以来1年4か月ぶりのツアー通算17勝目には届かなかった。小祝さくら(ニトリ)が逆転で今季3勝目を挙げた。
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強風の中、賞金女王の鈴木が優勝争いを演じた。2番で5メートルを入れてバーディー。4番は残り130ヤードから3メートルにつけて伸ばした。12番までに2つスコアを落としたものの、15番パー4でグリーン横のバンカーから残り17ヤードのアプローチを50センチに寄せてバーディー。16番も残り101ヤードからピン手前3メートルにつけて連続バーディーとした。
強風の中でアンダーパー。ラウンド後の会見では、こう振り返った。
「朝から練習場では悪かった。コースに入ってからはわりと安定していたけど、7、9、12番のボギーが痛かった。9、12番はパーを獲れる内容。もうちょっとボギーを減らせたと思うし、後半のロングホールの13番で獲れなかったのは痛かった。周りが伸びていなかったので、その中ではいいプレー。でも、100点には遠いプレーです」
ラウンド前、優勝スコアは最低でも11アンダーと想定。後半15番のティーグラウンドでスコアボードを見ると、トップが9アンダーだった。「ここまで混戦になるとは思っていなかった。今日は15番のティーが前に出ていたので、刻んでもしょうがないし、ドライバーでいってバーディーを獲れた。最後は攻められたのでよかった」と振り返った。
今大会主催企業の一つのENEOSホールディングスの名誉顧問・渡文明氏が昨年12月に84歳で亡くなった。鈴木は17年ニトリレディスのプロアマ戦で一緒にラウンドするなど、親交が深く「そこから大事にしていただいて、凄くお世話になりました。結果で恩返ししたい」と第2日終了後に意気込んでいた。逆転はできなかったが「久々の優勝争いができてよかった」と好感触。次週はアクサレディス(宮崎・UMKCC)が行われる。
(THE ANSWER編集部)