「大坂なおみ最大のライバル」 “死闘”演じた27歳に海外注目「今年を代表する選手」
女子テニスのシングルス最新世界ランキングが15日に発表され、大坂なおみ(日清食品)は2位を維持した。先週行われたドバイ・テニス選手権で優勝したガルビネ・ムグルサ(スペイン)が順位を3つあげ、13位に。今年3つの大会で決勝進出している好調の27歳に、海外メディアが脚光。「ナオミ・オオサカにとっての最大のライバルになる」などと報じている。
2年ぶりのツアー優勝を果たしたスペイン選手に脚光
女子テニスのシングルス最新世界ランキングが15日に発表され、大坂なおみ(日清食品)は2位を維持した。先週行われたドバイ・テニス選手権で優勝したガルビネ・ムグルサ(スペイン)が順位を3つあげ、13位に。今年3つの大会で決勝進出している好調の27歳に、海外メディアが脚光。「ナオミ・オオサカにとっての最大のライバルになる」などと報じている。
ムグルサは、13日の決勝でバルボラ・クレチコバ(チェコ)を2-0のストレートで下し、2019年4月以来となるツアー優勝を果たした。今年に入ってからの勝利数は18で、全選手の中で最多だ。
好調を維持する元世界ランク1位について、欧州衛星放送局「ユーロスポーツ」が「ドバイで優勝したガルビネ・ムグルサは2021年、ナオミ・オオサカにとっての最大のライバルになる可能性がある」と見出しを打って記事を掲載。「今のところ2021年を代表する選手である」と注目を浴びせている。
2月に行われた全豪オープン4回戦で相まみえた両者。フルセットの死闘の末、大坂が準々決勝に駒を進めたが、ムグルサがマッチポイントを握るシーンもあった。記事では「状況が少し違っていたら彼女は優勝していたかもしれない」と試合を回顧。「第3セット5-3の時点で2度マッチポイントを握ったが、勝ちきることはできなかった。オオサカはこの試合を勝ち、そこから連勝してタイトルを獲得した」と明暗を分けた瞬間を伝えている。