明治安田生命レディス初日、悪天候も2アンダー「個人的には上出来」

　女子ゴルフの明治安田生命レディスが12日、高知・土佐CC（6228ヤード、パー72）で開幕した。渋野日向子（サントリー）は3バーディー、1ボギーの70をマーク。2アンダーで10位だった。ホールアウト後のオンライン会見では「正直、予想外ではあります」と好発進に驚きを口にした。

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　この日は原英莉花、勝みなみと“黄金世代”3人でラウンド。渋野は難関の6番パー4でボギーを叩くも、続く7番パー5でバウンスバック。後半は11、12番で連続バーディーを奪うなど、雨風が強まるコンディションの悪い中でも崩れることはなかった。

　ホールアウト後のオンライン会見では「個人的には上出来かなと思っていて、この位置で上がれるとは思ってなかった」とマスク姿で笑顔。安定感と再現性を高めるため、新スイングを導入しているが「正直、予想外ではあります」と上位に入ったことに“嬉しい戸惑い”も語った。

「新しいスイング、新しいクラブセッティングにして間もないので、ちょっとずつよくなってくればと思っていたのが、先週も20位以内に入りましたし、今もいい位置でいられているのはビックリしている」

　YouTubeで生放送されたインタビューでは「ブレが少なくなった」と新スイングに手応えも語っていた渋野。2021年初戦のダイキンオーキッドレディスは13位で、今大会もいいスタートを切ったが「まだまだできるとしか思っていないので。伸びしろはたくさんだなと思います」とさらなる成長を見据えていた。