笑顔溢れた「イーグルスラグビーアガデミー」体験会 開校に寄せる湯澤校長の想い
ラグビー・トップリーグ(TL)のキヤノンイーグルスが、「イーグルスラグビーアカデミー」の4月開校に先駆け、3月2日、東京・町田市のキヤノンスポーツパークで無料体験会を開催した。小雨が降る寒い夜空を吹き飛ばすような、子どもたちのハツラツとした声と元気な笑顔がグラウンドに咲いた。
TLキヤノンが4月にアカデミー開校、OB小野澤、菊谷両氏がコーチで参加
ラグビー・トップリーグ(TL)のキヤノンイーグルスが、「イーグルスラグビーアカデミー」の4月開校に先駆け、3月2日、東京・町田市のキヤノンスポーツパークで無料体験会を開催した。小雨が降る寒い夜空を吹き飛ばすような、子どもたちのハツラツとした声と元気な笑顔がグラウンドに咲いた。
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小学生の部(新5・6年生)と中学生の部(新1~3年生)を、18時スタートと19時半スタートの2部に分けて開催。合わせて約70人の子どもたちが集まり、中学生の部には女子選手の姿もあった。
コーチとして中心になって指導したのは「イーグルスラグビーアカデミー」の運営をサポートする「ブリングアップ(BU)ラグビーアカデミー」主宰の小野澤宏時氏、菊谷崇氏だ。元日本代表でイーグルスOBでもある2人は、普段から「BUラグビーアカデミー」でラグビースキルを教えるのではなく、考える力やコミュニケーション能力を育む指導を実践。ラグビーにとどまらず、社会に出てからも活躍できる人間形成を目指している。
この日、小学生の部では子どもたちを4チームに分けて、独自ルールのタッチフットを実施。「ボールを落とさずパスを10回繋いだチームが勝ち」「飛ばしパスは禁止」「3秒以内にパスをする」などのルールの下、1ゲーム2分で行われた。
目を引いたのは、ゲーム前とゲーム間に設けられる「ディスカッションタイム」だ。どうしたら上手くパスを繋げるのか、どうしたら自分にボールを投げてもらえるのか、どんな声掛けをしたらいいのか。子どもたちを中心に、チーム毎に話し合い、次のゲームに生かす。この日、初対面同士の子どもたちがいる中でも活発な意見交換が生まれ、ゲームを重ねるたびにチームとして1つにまとまっていった。