錦織、粘り及ばずも復調明らか 海外記者が太鼓判「本来の姿を取り戻しつつある」
テニスのABN・AMROワールドは現地時間5日、男子シングルス準々決勝を行い、世界ランク45位の錦織圭(日清食品)は6-7、6-7で世界26位ボルナ・チョリッチ(クロアチア)にストレート負け。4強入りは逃した。敗れはしたものの粘り強い戦いで復調を印象付けた錦織。海外の記者も「本来の姿を取り戻しつつある」と認めている。
敗れるも2セットともタイブレークの激闘
テニスのABN・AMROワールドは現地時間5日、男子シングルス準々決勝を行い、世界ランク45位の錦織圭(日清食品)は6-7、6-7で世界26位ボルナ・チョリッチ(クロアチア)にストレート負け。4強入りは逃した。敗れはしたものの粘り強い戦いで復調を印象付けた錦織。海外の記者も「本来の姿を取り戻しつつある」と認めている。
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敗れはしたが、2セットともタイブレークにもつれこむ激戦を演じた。ストローク戦で優位に立つ場面も多く、第2セットの第5ゲームでは技ありのショットも披露した。チョリッチのロブに対して、錦織はスマッシュで返す。相手の頭上をふわりと越えるロブで、チョリッチの背後に落とすなど、見事な技術で見せ場も十分に作った。
この試合を振り返り、ポルトガルのスポーツ専門メディア「レコード」のホセ・モルガド記者は、自身のツイッターで「チョリッチがニシコリを7-6(2)、7-6(4)で破り、ロッテルダムの準決勝に駒を進めた。ハイクオリティーな試合だった。タイブレークではクロアチア人が優位になる状況で、ケイは最後の数分間ミスが多かった。しかし、日本人も本来の姿を戻しつつある」と錦織の復調ぶりを認めている。
さらに錦織のランキング浮上も予測。「ニシコリはトップ40に返り咲くだろう。来週のマルセイユもプレーを続ける必要がある」と続けている。
錦織は次戦、8日開幕の「オープン13」(フランス・マルセイユ)への出場を予定している。
(THE ANSWER編集部)