大谷翔平は「昨年とは全然違った」 圧巻5Kを米記者称賛「球自体は本当に良かった」
米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、アスレチックスとのオープン戦で今季初の実戦登板。1回2/3で5奪三振、3安打1失点だった。最速は100マイル(約161キロ)を計測した一方で、スプリットの切れも抜群でアウト全てを三振で奪った。米記者からも続々、称賛が集まっている。
1回2/3で5奪三振、米記者称賛「オオタニは再び感動させてくれた」
米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、アスレチックスとのオープン戦で今季初の実戦登板。1回2/3で5奪三振、3安打1失点だった。最速は100マイル(約161キロ)を計測した一方で、スプリットの切れも抜群でアウト全てを三振で奪った。米記者からも続々、称賛が集まっている。
直球は威力十分だったが、伝家の宝刀も凄まじい落ち方だった。2回1死一、二塁で大谷はカンハに対してスプリットを投じた。ストライクゾーンから打者の内角へ、シュートのように切れ込むようにして急激に変化。足元に当たりそうなほど落ちるボールに、カンハのバットは空を切った。
5つのアウトは全て三振。やや制球を乱し、球数が増える部分もあったが、初登板としては上々の内容だった。大谷の2021年初登板を振り返り、米記者からもツイッター上で続々と拍手が送られている。
MLB公式サイトのエンゼルス番のレット・ボリンジャー記者は「エンゼルスの二刀流スターのショウヘイ・オオタニは再び感動させてくれた。1回2/3で5奪三振、100マイルにも届いた」とレポート。米スポーツ専門局「CBSスポーツ」のダニー・ヴィエッティ記者も「ショウヘイ・オオタニは最初のスプリングトレーニングの登板試合で、5つのアウトを奪ったが、全て奪三振だった。球自体は本当に良かった」とボールの質の良さを認めている。