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14歳ワリエワ、フリーで挑んだ“4回転3本&3A”を露識者称賛「未来へ向けた練習です」

フィギュアスケートのロシアカップファイナル、女子シングルを制したのはカミラ・ワリエワ。北京五輪の金メダル候補としても注目を集める14歳に対して、母国の識者が続々と称賛を送っている。

カミラ・ワリエワ【写真:Getty Images】
カミラ・ワリエワ【写真:Getty Images】

転倒も…金メダリスト・ヤグディン氏はワリエワの挑戦する精神を評価

 フィギュアスケートのロシアカップファイナル、女子シングルを制したのはカミラ・ワリエワ。北京五輪の金メダル候補としても注目を集める14歳に対して、母国の識者が続々と称賛を送っている。

 ワリエワはフリーで転倒があったものの、ショートプログラム(SP)でのリードを守り切った。合計238.00点で、4回転2本を決めるなど、圧巻の演技を披露したマイア・フロミフの追撃を2.04点凌いで表彰台の頂点に立った。

 ロシアメディア「championat.com」ではソルトレイクシティ五輪金メダリストのアレクセイ・ヤグディン氏がロシアカップファイナルを総括。ワリエワのフリーについて、高く評価している。

「ワリエワの滑りは失敗ではありません。これは未来へ向けた練習です。私たちは皆、彼女が(昨年末の)ロシア選手権でどのように滑ったかを見ました。私たちは彼女がチャンネルワントロフィーでどのように滑ったかを見ました。そこではフリーで、とてもクリーンな滑りでした」

 フリーでは3本の4回転に挑戦したが2本は転倒。それでも超高難度のプログラムに挑む姿勢に拍手を送っている。

「カミーラは3つの4回転ジャンプと3回転アクセルを跳ぼうと試みました。もし彼女がまったくボロボロに崩れたのなら、それは失敗したとなります、が、彼女は4回転サルコーにトライして激しく転倒した後でさえ、4回転トウループを跳びました。もしオリンピックチャンピオンになりたいなら、他の道はないということです」

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