パナソニックが開幕2連勝 竹山晃暉が50m独走トライ、福岡堅樹は欠場も60-12で日野撃破
ラグビーのトップリーグ第2節が28日、5会場で行われ、埼玉・熊谷ラグビー場ではパナソニックが60-12で日野に勝利。2019年ワールドカップ(W杯)で日本代表の8強入りに貢献したPR稲垣啓太、HO坂手淳史らを擁する優勝候補が開幕2連勝を決めた。
ラグビー・トップリーグ第2節
ラグビーのトップリーグ第2節が28日、5会場で行われ、埼玉・熊谷ラグビー場ではパナソニックが60-12で日野に勝利。2019年ワールドカップ(W杯)で日本代表の8強入りに貢献したPR稲垣啓太、HO坂手淳史らを擁する優勝候補が開幕2連勝を決めた。
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パナソニックは稲垣、坂手、PRヴァルアサエリ愛ら19年W杯日本代表メンバーに加え、同W杯でイングランドの準優勝に貢献したLOジョージ・クルーズ、4強入りしたウェールズ代表メンバー、CTBハドレー・パークスらがスタメン。SO松田力也、HO堀江翔太はリザーブからのスタートで、WTB福岡堅樹はメンバー外となった。
前半4分、パナソニックはSO山沢拓也の前方へのキックから一気に抜け出し、最後はCTBセミシ・トゥポウがトライ。直後のコンバージョンキックも山沢が決め、7点を先制した。14分には密集から出たボールを右サイドで繋ぎ、WTB竹山晃暉がトライを決めて12-0とリードを広げた。
日野は23分、FBギリース・カカがインゴールに持ち込んだが、直前にノックオンがあったため得点は認められず。それでも35分、相手の反則からチャンスを得ると、最後はFLパーカーアッシュがトライ。5点を返した。一方、パナソニックは38分、素早いパス回しからFL大西樹が大きく前進して相手の反則を誘うと、山沢がペナルティキックに成功。15-5とパナソニックリードで前半を終えた。
後半開始早々、福岡の“後継者”としても期待される竹山が魅せた。右サイドを駆け上がり、約50メートルを独走。快足の24歳がこの日2つ目のトライを決めた。その後も山沢が見事な足技を披露して2トライを決めるなど、パナソニックがリードを保って2連勝とした。
パナソニックは3月6日の第3節でキヤノンと対戦する。一方、開幕2連敗となった日野は、同日に神戸製鋼と対戦する。
(THE ANSWER編集部)