樋口新葉、253文字の“倍返しの決意”「何があっても明日は必ずやってくる」
フィギュアスケートの全日本選手権は24日に閉幕し、来年2月の平昌五輪の代表選手が発表された。注目されていた女子は全日本選手権Vですでに内定していた宮原知子(関大)とともに坂本花織(シスメックス)が選出。樋口新葉(日本橋女学館高)は惜しくも漏れた。樋口は24日深夜にツイッターを更新し、253文字の胸中をつづった。
平昌五輪代表権逃し、胸中をツイート「これから倍返しの始まりだ」
フィギュアスケートの全日本選手権は24日に閉幕し、来年2月の平昌五輪の代表選手が発表された。注目されていた女子は全日本選手権Vですでに内定していた宮原知子(関大)とともに坂本花織(シスメックス)が選出。樋口新葉(日本橋女学館高)は惜しくも漏れた。樋口は24日深夜にツイッターを更新し、253文字の胸中をつづった。
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樋口の名前がコールされることはなかった。全日本選手権、全種目の競技後のリンクで行われた代表発表。女子で宮原とともにコールされたのは、今大会2位に入るなど、急浮上していた坂本だった。
樋口はツイッターを2回に分けて更新。以下のように胸中をつづった。
「何があっても明日は必ずやってくるし、諦めなかったらいつかいいことあるって信じてこの先どんなに辛いことがあっても今日のことがあったから頑張れるって思えるようにこれから倍返しの始まりだ。大変だ、だけど四年もかけてじっくりじっくり煮込むからきっと美味しくなるね。」
「悔しい、もちろん悔しい、でも前を向くしかない。後戻りもできなければ未来も見ることができない。大きな夢ってこういうこと。何があるかわからない。でも人生でこんな経験できるのって大切なこと。ありがとう。まだこれで終わりじゃない。次があるんだ。やってやろう。」
当落線上で落選しながら「明日は必ずやってくる」と受け止め、「これから倍返しの始まりだ」と巻き返しに意欲を見せている。さらに「悔しい、もちろん悔しい、でも前を向くしかない」と本音を覗かせながら、「でも人生でこんな経験できるのって大切なこと」「まだこれで終わりじゃない。次があるんだ。やってやろう」と締めくくっている。
今回、男子の3枠目以上に微妙な選択を迫られた。GPファイナルに進出し、当初は優位とみられていただけに253文字に込めた胸中は複雑なものがあっただろう。しかし、まだ16歳。高校2年生には、成長の余白が残されている。きっとまた強くなって帰って来る。
(THE ANSWER編集部)